マギー・ベル (左)。1970年のストーン・ザ・クロウズのコンサートにて。
マギー・ベル (Maggie Bell 、1945年 1月12日 - )は、スコットランド 出身のロック ・ボーカリスト 。1969年から1973年までブルース ・ロック・バンド のストーン・ザ・クロウズ 、その後はソロで活動した。
「イギリスのジャニス・ジョプリン 」の異名をとった[ 1] [出典無効 ] 。
概要
1969年、恋人のレスリー・ハーヴェイ [ 注釈 1] (ギター)らとパワーを結成してグラスゴー を中心に活動。パワーはマネージメント契約を結んだピーター・グラント の案で、ストーン・ザ・クロウズ と改名してデビューした[ 2] 。
ベルは1971年、ロッド・スチュワート のアルバム『エヴリ・ピクチャー・テルズ・ア・ストーリー 』の制作に客演。1972年 には、ロンドン交響楽団 とイギリス室内合唱団のアルバム 『トミー 』の制作に参加し、12月のコンサートでも独唱した[ 注釈 2] [ 3] 。
1972年5月、ハーヴェイがスウォンジー でのコンサートで感電死する[ 注釈 3] と、彼等は6月にスコットランド出身のギタリストで元サンダークラップ・ニューマン のジミー・マカロック [ 注釈 4] を迎えて活動を続けたが、1973年6月に解散した。
彼女は引き続いてグラントのマネージメントの下で活動して、ソロ・アルバム『クイーン・オブ・ザ・ナイト』(1974年)、『熟れた果実』(1975年)、彼がマネージメントするミッドナイト・フライヤーのアルバム『真夜中の罠』(1981年)をレコーディングした。
ケン・ラッセル が監督を務めた映画『クライム・オブ・パッション 』(1984年)の主題歌『イッツ・ア・ラブリー・ライフ』を歌った。
ディスコグラフィ
スタジオ・アルバム
『クイーン・オブ・ザ・ナイト』 - Queen of the Night (1974年)[ 4] [ 5]
『熟れた果実』 - Suicide Sal (1975年)[ 6] [ 7]
Crimes of the Heart (1988年)
ライブ・アルバム
『ライヴ・アット・ザ・レインボウ1974』 - Live at the Rainbow, 1974 (2002年)
『ライヴ・イン・ボストン・USA 1975』 - Live in Boston, USA, 1975 (2002年)
The River Sessions, Live in Glasgow 1993 (2004年) ※with ロニー・キャリル
コンピレーション・アルバム
Great Rock Sensation (1977年)
Coming on Strong (2004年) ※ストーン・ザ・クロウズの曲も含む
Sound & Vision – Best of Maggie Bell (2008年)
ストーン・ザ・クロウズ
『デビュー』 - Stone the Crows (1970年)
『オード・トゥ・ジョン・ロー』 - Ode to John Law (1970年)
『ティーンエイジ・リックス』 - Teenage Licks (1971年)[ 8]
『オンティニュアス・パフォーマンス』 - Ontinuous Performance (1972年)[ 9]
The BBC Sessions, Volume 1 – 1969–1970 (1998年)[ 10]
The BBC Sessions, Volume 2 – 1970–1971 (1998年)[ 11]
『ライヴ・イン・モントルー 1972』 - Live Montreux 1972 (2002年)
『ラジオ・セッションズ 1969-1972』 - Radio Sessions 1969–1972 (2009年)[ 12]
『ライヴ・クロウズ 1972 / 73』 - Live Crows 1972/73 (2015年)
ミッドナイト・フライヤー
『真夜中の罠』 - Midnight Flyer (1981年)
Live at Montreux 1981 (2007年)
ブリティッシュ・ブルース・クインテット
Live at the Ferry (2007年)
ジョン・ロード・ブルース・プロジェクト
Jon Lord Blues Project Live (2011年)
脚注
注釈)
出典
外部リンク