マイケル・カニンガム
![]() (2007年) マイケル・カニンガム(Michael Cunningham、1952年11月6日 - )[1]は、アメリカ合衆国の小説家。ゲイであることを公言している。『めぐりあう時間たち』は1999年のピューリッツァー賞とペン/フォークナー賞を受賞した。『めぐりあう時間たち』、『この世の果ての家』は映画化された。 略歴オハイオ州のシンシナティに生まれ、カリフォルニア州のパサデナで育つ。スタンフォード大学で英文学を専攻、ミッチェナー奨学金を得てアイオワ州立大学院で芸術修士号を取得した。アイオワ州立大学に在学中『アトランティック・マンスリー』と『パリス・レビュー』に短編を発表した。この時の短編White Angelは後に小説『この世の果ての家』 の一章として使われた。また、同作品は1989年版の『アメリカ短編小説傑作選』 に収録されホートン・ミフリン社から出版された。1990年に発表した『この世の果ての家』が注目を集めた。 カニンガムは1993年にグッゲンハイム奨学金を、1998年には全米芸術基金の研究奨学金を得た。1995年、ホワイティング賞を受賞。マサチューセッツ州プロヴィンスタウンのファインアーツ・ワークセンターとブルックリンカレッジのクリエイティブ・ライティングの芸術学修士課程で教鞭をとる。現在はイェール大学でクリエイティブ・ライティングの教授をつとめている。 カニンガムは『めぐりあう時間たち』でアメリカ文学界に確たる地位を築いた。最新作『星々の生まれるところ』も批評家に好評をもって迎えられている。2006年、ウォルト・ホイットマンの詩と散文を編んだLaws for Creationsを出版。スーザン・ミノーの小説『いつか眠りにつく前に』Eveningをミノーとともに脚本化、2007年の映画化では(グレン・クローズ、トニ・コレット、メリル・ストリープ出演)制作も担当した。2010年にはアメリカの公共ラジオ局NPR制作の“Three Minute Fiction”コンテストの審査員をつとめたこともある[2]。 私生活カニンガムはゲイであり、精神分析医のケン・コーベットと長年のパートナーであるが、ゲイの小説家と呼ばれることは好まない。 小説
ノンフィクション
脚本
寄稿
受賞歴
『めぐりあう時間たち』での受賞
参考
外部リンク |
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