ボーイズ・ライフ (映画)

ボーイズ・ライフ
This Boy's Life
監督 マイケル・ケイトン=ジョーンズ
脚本 ロバート・ゲッチェル
原作 トバイアス・ウルフ
製作総指揮 ピーター・グーバー
出演者 レオナルド・ディカプリオ
ロバート・デ・ニーロ
エレン・バーキン
音楽 カーター・バーウェル
撮影 デヴィッド・ワトキン
編集 ジム・クラーク
配給 ワーナー・ブラザース
公開 アメリカ合衆国の旗 1993年4月9日
日本の旗 1993年11月6日
上映時間 115分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 $4,104,962[1] アメリカ合衆国の旗カナダの旗
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ボーイズ・ライフ』(This Boy's Life)は、1993年公開のアメリカ映画。作家で大学教授のトバイアス・ウルフの若き日を描いた自伝小説の映画化作品である。

レオナルド・ディカプリオの映画キャリアのスタート作品。ロバート・デ・ニーロとの初共演作品で、本作の抜擢にはデ・ニーロの後押しがあった。[2]

ストーリー

1950年代のアメリカ。エルヴィス・プレスリーが大好きなトビーは、男運の悪い母キャロラインと暮らす元気な不良少年。

母は何度もトビーが悪さをしては学校に呼び出され手を焼いているが、大きな愛情を注いでいる。やがてキャロラインは、ドワイトという中年男と交際するようになり、今まで付き合ってきた男たちと違って紳士的なドワイトに惹かれ、トビーを連れて再婚する。だがトビーは、ドワイトの紳士ぶりは上辺だけのもので、実は暴力的で執念深い男だということを見抜いていた。

キャスト

※括弧内は日本語吹替(VHS版)

エピソード

ロバート・デ・ニーロが2025年5月13日(現地時間)、第78回カンヌ国際映画祭名誉パルムドールを授与された。 レオナルド・ディカプリオがプレゼンターを務め、自分や同世代の俳優たち[3]はデ・ニーロの演技を研究して育ったと彼の偉業を讃え、『ボーイズ・ライフ』(1993)で初めて共演して以来、自分のキャリアが永遠に変わったと述べた。 『「オーディションは大変でした。ライバルが大勢いて、誰が起用されるか誰にもわかりませんでした。15か16だった私は、目立つために思いつく限りのことをしました。声を振り絞って彼に叫んだんです。会場に笑いが起きました。 その後、プロデューサーと飛行機に乗る際、『誰に演じさせたいか』と聞かれたボブ(ロバートの愛称)は、彼らしい言い方で、『最後から二番目の子が良い』と答えたそうです。 幸運なことに、最後から二人目の子とは、私のことでした。この瞬間が私の人生を永遠に変えました。映画の世界におけるキャリアが、まさに始まった瞬間でした』[4]

日本語版その他出演︰鈴木勝美成田剣竹口安芸子有本欽隆

日本語版制作スタッフ 演出:田島荘三、翻訳:入江敦子、調整:金谷和美、制作:ビデオテック

脚注

  1. ^ This Boy's Life (1993)” (英語). Box Office Mojo. 2010年7月12日閲覧。
  2. ^ “レオナルド・ディカプリオ、「人生を変えた」ロバート・デ・ニーロに名誉パルムドールを授与”. VOGUE J APAN. https://www.vogue.co.jp/article/leonardo-dicaprio-robert-de-niro-changed-my-life-cannes-palme-dor 2025年5月15日閲覧。 
  3. ^ “ホアキン・フェニックス、“憧れ”デ・ニーロとの撮影で後悔? 「ジョーカー」特別映像”. 映画com.. https://eiga.com/news/20191011/22/#google_vignette 2025年5月15日閲覧。 
  4. ^ “レオナルド・ディカプリオ、「人生を変えた」ロバート・デ・ニーロに名誉パルムドールを授与”. VOGUE J APAN. https://www.vogue.co.jp/article/leonardo-dicaprio-robert-de-niro-changed-my-life-cannes-palme-dor 2025年5月15日閲覧。 

外部リンク

 

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