ボーイズ・ライフ (映画)
『ボーイズ・ライフ』(This Boy's Life)は、1993年公開のアメリカ映画。作家で大学教授のトバイアス・ウルフの若き日を描いた自伝小説の映画化作品である。 レオナルド・ディカプリオの映画キャリアのスタート作品。ロバート・デ・ニーロとの初共演作品で、本作の抜擢にはデ・ニーロの後押しがあった。[2] ストーリー1950年代のアメリカ。エルヴィス・プレスリーが大好きなトビーは、男運の悪い母キャロラインと暮らす元気な不良少年。 母は何度もトビーが悪さをしては学校に呼び出され手を焼いているが、大きな愛情を注いでいる。やがてキャロラインは、ドワイトという中年男と交際するようになり、今まで付き合ってきた男たちと違って紳士的なドワイトに惹かれ、トビーを連れて再婚する。だがトビーは、ドワイトの紳士ぶりは上辺だけのもので、実は暴力的で執念深い男だということを見抜いていた。 キャスト※括弧内は日本語吹替(VHS版)
エピソードロバート・デ・ニーロが2025年5月13日(現地時間)、第78回カンヌ国際映画祭で名誉パルムドールを授与された。 レオナルド・ディカプリオがプレゼンターを務め、自分や同世代の俳優たち[3]はデ・ニーロの演技を研究して育ったと彼の偉業を讃え、『ボーイズ・ライフ』(1993)で初めて共演して以来、自分のキャリアが永遠に変わったと述べた。 『「オーディションは大変でした。ライバルが大勢いて、誰が起用されるか誰にもわかりませんでした。15か16だった私は、目立つために思いつく限りのことをしました。声を振り絞って彼に叫んだんです。会場に笑いが起きました。 その後、プロデューサーと飛行機に乗る際、『誰に演じさせたいか』と聞かれたボブ(ロバートの愛称)は、彼らしい言い方で、『最後から二番目の子が良い』と答えたそうです。 幸運なことに、最後から二人目の子とは、私のことでした。この瞬間が私の人生を永遠に変えました。映画の世界におけるキャリアが、まさに始まった瞬間でした』[4] 日本語版制作スタッフ 演出:田島荘三、翻訳:入江敦子、調整:金谷和美、制作:ビデオテック 脚注
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