ベヒーモス (バンド)
ベヒーモス (Behemoth) は、ポーランド出身のブラッケンド・デスメタルバンド。 同国の「ヴェイダー」「ヘイト」らと並び、エクストリーム・メタルシーンの確立に貢献したバンドの一つ。音楽性が当初のブラックメタルから、近年はデスメタルのスタイルに接近している。 沿革1991年 - ネルガル(ボーカル、ギター、ベース)、バール・レイヴンロック(ドラムス)、デシクレイター(ギター)のラインナップで結成される[3]。最初のリリースは『Endless Damnation』と『The Return Of The Northern Moon』というデモテープだった。 1993年 - ペイガン・レコードと契約し、デモテープ『From The Pagan Vastlands』をリリースした。 1995年 - 1枚目のアルバム『Sventevith(Storming Near The Baltic)』を発売する。 1996年 - 2枚目のアルバム『Grom』を録音。このアルバムにアコースティックギター、女性ボーカル、シンセサイザがはじめて盛り込まれた。アルバム発表後、欧州のコンサートツアーを行なう。 1998年 - 3枚目のアルバム『Pandemonic Incantations』がリリースされる。しかし、宣伝不足で多くの注目を集めなかった。すぐ後にイタリアのレコード会社、アヴァンギャルド・ミュージックと契約した。 1999年 - アヴァンギャルド・ミュージックよりアルバム『Satanica』を発表。このアルバムからデスメタルの影響が見えるようになった。アルバムがアンダーグラウンドシーンで大成功を収めた。サテリコンとディーサイドと一緒に行われたツアーきっかけ知名度がさらに高まった。この時期、ベーシストのノヴィ(セッション)とギタリストのハボックがバンドに参加した。 2000年 - この年リリースされた新しいアルバムでは、正確なドラミングと重い複合ギター演奏のおかげでデスメタルに向けて一層進展した。このアルバムは世界的に評価された。すぐ後に行われたツアーで多くの有名な音楽フェスティバルに参加した。ツアーのコンサートの多くでカーペシアン・フォレスやコルドと一緒に演奏した。ツアーの最後のコンサート後に『Zos Kia Cultus(Here and Beyond)』というアルバムを録音した。 2004年 - ハボックがバンドから脱退し、ノヴィもセッション参加を終了した。同年、新作アルバム『Demigod』が音楽チャートで成功した。 2007年 - アルバム『The Apostasy』プロモーションのためにアメリカの音楽フェスティバル オズフェストに参加した。 ![]() 2008年 - 10月に初来日を果たす。初のコンサートのDVDがリリースされた。 2009年 - アルバム『Evangelion』がニュークリア・ブラストから発売された。2010年1月にアメリカツアーが開始された。 2010年 - 4月、Extreme the dojo Vol.23で2度目の来日公演。 2013年 - Loud Park13に出演。 2014年 - アルバム『The Satanist』をリリース。 音楽的特徴ノルウェイジャン・ブラックメタルのシーンとブラスフェミーのデモ"Blood Upon the Altar"に影響を受けたと語っている[5]。 メンバー現ラインナップ
旧メンバー
ディスコグラフィ
脚注
外部リンク |
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