プランケット城への招待状
『プランケット城への招待状』(プランケットじょうへのしょうたいじょう、原題: High Spirits)は、1988年に製作されたニール・ジョーダン監督、ダリル・ハンナ主演のロマンティックホラーコメディ映画である。 概要アイルランドにまつわる伝説を基に『狼の血族』や『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』で知られるアイルランド出身の名匠ニール・ジョーダンが監督・脚本を務めた本作は、アイルランドにあるプランケット城を舞台に起こる騒動を描いたコメディ映画である。『スプラッシュ』の人魚役で注目されたダリル・ハンナと、ポリスアカデミーシリーズのマホーニ役で知られるスティーヴ・グッテンバーグが出演している他、リーアム・ニーソン、ジェニファー・ティリー、ピーター・ギャラガー、そして名優ピーター・オトゥールが出演したジョーダン監督の意欲作である。 あらすじアイルランドにあるプランケット城の城主ピーター・プランケット(ピーター・オトゥール)は、その巨大な建物と敷地を維持するための借金で苦しんでいた。ある日、城にまつわる幽霊伝説を利用して城内ツアーを企画する。そこへやってきたのは、ジャック(スティーヴ・グッテンバーグ)とその意地悪な妻シャロン(ビヴァリー・ダンジェロ)のクロフォード夫妻に、牧師志願の若者トニー(ピーター・ギャラガー)や若い娘のミランダ(ジェニファー・ティリー)らだった。初めのうちはそんな客たちをピーターをはじめ、召使らが幽霊に扮して脅かそうと試みるのだが、ことごとく失敗。それに見かねたお城の幽霊たちがその立て直しの一環に力を貸すべく姿を現す。 一方そんなこととはつゆ知らずに客たちはそれぞれ自由奔放な恋模様を見せていた。ジャックはかつてその城で夫に殺された女幽霊のメアリー(ダリル・ハンナ)とよろしい関係になり始め、一方のジャックの妻シャロンは、メアリーを殺した暴君夫のマーティン(リーアム・ニーソン)に惹かれ始め、牧師志願のトニーもおてんば娘のミランダと恋を実らせつつあった。 キャスト※括弧内は日本語吹替(初回放送1992年2月21日『金曜ロードショー』)
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参考文献
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