ブレッチンの戦い

ブレッチンの戦い
ハントリー伯爵（左）とクロフォード伯爵（右）の紋章
時 1452年5月18日 場所 スコットランド・アンガス・ブレッチン（英語版）近く 結果 王党派の勝利
衝突した勢力
ゴードン氏族（英語版）（ジェームズ2世に味方）	リンゼイ氏族（英語版）（ダグラス伯爵（英語版）に味方）
指揮官
初代ハントリー伯爵（英語版）	第4代クロフォード伯爵（英語版）

ブレッチンの戦い（ブレッチンのたたかい、英語: Battle of Brechin）は、1452年5月18日、スコットランド王ジェームズ2世の治世中の戦闘であり、スコットランドのブレッチン（英語版）から約2.5キロ北北東のところで戦われた[1]。

王党派のゴードン氏族（英語版）とオグルヴィ氏族（英語版）はハントリー伯爵（英語版）を司令官として第4代クロフォード伯爵（英語版）率いる反乱軍と戦い、勝利した[2]。クロフォード伯はその直後にジェームズ2世に降伏し、ダグラス伯爵派はさらに孤立した。ダグラス伯爵派は最終的には1455年のアーキンホームの戦い（英語版）で敗北して消滅した[1]。

この戦闘の影響には2つの学説がある。1つはジェームズ2世の治世中の内戦の一部であり、王党派と貴族派の争いとする説で、この学説によると、王党派が内戦で勝利したことでスコットランド王国の王権が強化されたという[1]。もう一つの学説は、この戦闘は単なるスコットランド北東部の氏族たちの内輪もめであり、スコットランド全体への影響力は限定的とする説である[1]。

脚注

1. ^ John Parker Lawson (1839), "Historical Tales of the Wars of Scotland, And of the Border Raids, Forays and Conflicts"
2. David Dakers Black, The History of Brechin (Brechin: Black & Co., 1839), pp. 20-1

外部リンク

• Scottish-places
• British-history.ac.uk