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この項目では、トム・ウェイツのアルバムについて説明しています。2010年のアメリカ映画については「ブルーバレンタイン」をご覧ください。 |
ブルー・ヴァレンタイン(Blue Valentine)は、トム・ウェイツが1978年に発表したアルバム。
解説
ピアノが中心だった従来の路線とは異なり、エレクトリックギターを重視した音作りで、トム自身も過半数の楽曲でエレクトリックギターを弾いている。リトル・リチャード等との共演で知られるドラマー、アール・パーマー等が参加。アルバム・タイトルは、トム所有のフォード・サンダーバードに書かれていた文字にちなみ、裏ジャケットにはその車と、恋人リッキー・リー・ジョーンズが写っている[1]。
「サムホエア」は、ミュージカル『ウエスト・サイド物語』の挿入歌のカヴァーで、1979年4月、トムのキャリアにおいて初のシングルとしてリリースされた。
映画『蜘蛛女』(1993年公開、原題Romeo Is Bleeding)のタイトルは、本作収録曲「血だらけのロミオ」が由来[2]。
収録曲
特記なき楽曲はトム・ウェイツ作。
- サムホエア - "Somewhere (from West Side Story)" (Leonard Bernstein, Stephen Sondheim) - 3:53
- ドラッグストアの赤い靴 - "Red Shoes by the Drugstore" - 3:14
- ミネアポリスの女からのクリスマス・カード - "Christmas Card from a Hooker in Minneapolis" - 4:33
- 血だらけのロミオ - "Romeo Is Bleeding" - 4:52
- 29ドル - "$29.00" - 8:15
- ロング・サイド・オブ・ザ・ロード - "Wrong Side of the Road" - 5:14
- 墓場からの口笛 - "Whistlin' Past the Graveyard" - 3:17
- ケンタッキー・アヴェニュー - "Kentucky Avenue" - 4:49
- かわいい小さな弾丸 - "Sweet Little Bullet from a Pretty Blue Gun" - 5:36
- ブルー・ヴァレンタイン - "Blue Valentines" - 5:49
カヴァー
参加ミュージシャン
脚注
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サウンドトラック | |
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レーベル | |
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関連項目 | |
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