ブルネイ通貨金融庁
ブルネイ通貨金融庁(ブルネイ つうか きんゆうちょう、マレー語: Autoriti Monetari Brunei Darussalam、略称:AMBD)は、ブルネイ財務省の管轄下に置かれている省庁。ブルネイ・ダルサラーム国には中央銀行はなかったが、2011年1月1日のブルネイ通貨金融庁の発足により、初めての中央銀行となった[1]。 歴史ブルネイ通貨委員会(BCB)は1967年6月12日に設置され、マラヤ・英領ボルネオ・ドル(Malaya and British Borneo dollar)に代わる新通貨「ブルネイ・ドル」を導入した。ブルネイはマレーシアやシンガポールと通貨協定を結んでおり、1973年5月8日にマレーシアが協定を破棄するまでこの3国間で等価交換されていた[2]。マレーシアの協定破棄後もブルネイとシンガポールの通貨共通使用の合意は維持された。2007年6月27日に両国は通貨等価交換40周年を祝し、共同で20ドル紙幣を発行した[3]。 更に、2017年7月には通貨等価交換50周年を祝う両国の50ドル記念紙幣を発行した。 ブルネイ通貨委員会は2004年2月1日に解散し、通貨金融令(Currency and Monetary Order)第3条1項の規定に基づきブルネイ通貨金融委員会(Brunei Currency and Monetary Board、略称:BCMB)が発足した[4]。さらに2011年1月1日に組織の改組が行われ、ブルネイ通貨金融委員会はブルネイ通貨金融庁に統合された[1]。 業務
旧・通貨金融委員会の組織
脚注出典
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