フェイズIV 戦慄!昆虫パニック
『フェイズIV 戦慄!昆虫パニック』(フェイズフォーせんりつこんちゅうパニック、Phase IV)は1974年のアメリカ合衆国のSF映画。グラフィックデザイナーであるソール・バスが監督した唯一の長編映画である。出演はマイケル・マーフィーとナイジェル・ダヴェンポートなど。 日本では劇場未公開だが、ビデオが発売された他、テレビで放送された。その際のタイトルには『戦慄!昆虫パニック/砂漠の殺人生物大襲来』『昆虫パニック』『SF超頭脳アリの王国・砂漠の殺人生物』がある[1]。また、DVDが2014年6月25日に発売されている[2]。2021年6月2日にはHDリマスター版Blu-rayが発売されている。 SF作家バリイ・N・マルツバーグが本作のノベライズを執筆している。 ストーリー近未来、アリたちは知性を持ったことがきっかけで、種族間の戦闘を廃する。これにより天敵となる動物がいないくなり、自然界のバランスが崩壊する。 ある日、エルドリッジという一家が蟻に襲われる。唯一の生き残りであるケンドラが生物学者のハブスとその助手・レスコがいるドーム型の研究施設に運び込まれる。 その後、蟻は殺虫剤で殺されるが、すぐに耐性を持った個体が生まれる。次いで蟻たちは施設を覆い、施設内の熱の行き場を奪う。 蟻側の求めに応じ、ケンドラが施設の外を出て、女王蟻のいる蟻塚へ行く。ハブスは女王蟻を倒すべく蟻塚へ向かうが、道中穴に落ちて、蟻たちに襲われる。一人残されたレスコは施設を出、蟻塚にいたケンドラを見つける。 登場人物
キャスト
作品の評価Rotten Tomatoesによれば、18件の評論のうち高評価は50%にあたる9件で、平均点は10点満点中5.71点となっている[4]。 脚注注釈出典
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