ファビアン・オレジャーナ
ファビアン・アリエル・オレジャーナ・バレンスエーラ(Fabián Ariel Orellana Valenzuela, 1986年1月27日 - )は、チリ・サンティアゴ出身のサッカー選手。ポジションはMF。 来歴クラブCSDコロコロの下部組織に在籍していたが、2000年にアウダックス・イタリアーノの下部組織に移った。わずか18歳でトップチームデビューすると、2007年シーズンには38試合で12得点を挙げた。アペルトゥーラで3位となり、クラウスーラでリーグ優勝を飾ると、前後期の上位クラブが参加したプレーオフでは準決勝に進出した。 2009年6月30日、イタリアのウディネーゼ・カルチョに完全移籍し[1]、すぐにスペイン・セグンダ・ディビシオン(2部)のヘレスCDにレンタル移籍[2]。2010-11シーズンはウディネーゼと提携関係にあるセグンダ・ディビシオンのグラナダCFにレンタル移籍し、リーグ戦で7得点、昇格プレーオフで1得点する堅実な働きでグラナダを35年ぶりのプリメーラ・ディビシオン(1部)昇格に導いた。なお、このシーズンには3度の退場処分を受けている。2011年夏、グラナダが保有権を獲得したが、9月にはセグンダ・ディビシオンのセルタ・デ・ビーゴにレンタル移籍した[3]。33試合に出場して12得点を挙げ、レンタル先のクラブで2年連続となるプリメーラ・ディビシオン昇格を経験した。 2015年4月5日、相手選手の顔面に芝生を投げつけ退場したことが話題となった[4]。 2017年1月31日、バレンシアCFに移籍した。2017年11月29日、シーズン終了までSDエイバルにレンタル移籍したことが発表された[5]。レンタル料は40万ユーロで、エイバルが1部残留した場合、180万ユーロでの買取義務が発生する。公式戦出場が可能になるのは2018年1月1日以降だが、移籍発表後からチームに合流している[6]。2018年4月27日、エイバルは買取オプションを行使したことが発表された[7]。2019-20シーズン、2019新型コロナウイルス影響により、約3ヶ月のリーグ戦中断を経て2020年6月末にリーグ戦が再開され、チームはラ・リーガ残留争いを繰り広げていたこともあり、クラブは同シーズン終了までの短期契約を提示したものの、オレジャーナ側が短期契約延長を拒否したために、6月30日限りで退団が決定した[8]。 2020年7月20日、レアル・バリャドリードに2年契約で移籍した[9]。 代表2007年にチリA代表デビュー。2008年にはU-20チリ代表としてトゥーロン国際大会に出場して準優勝に貢献。2008年10月15日の2010 FIFAワールドカップ・南米予選・アルゼンチン戦 (1-0) で代表初得点となる決勝点を挙げた。2009年10月10日、同予選のコロンビア戦 (4-2) では駄目押しとなる得点を挙げ、12年ぶりとなるチリ代表のFIFAワールドカップ本大会出場を確定させた[10]。南アフリカで開催された本大会では、グループリーグのスペイン戦(1-2)でアレクシス・サンチェスに代わって途中出場した。 代表歴出場大会試合数
得点
脚注注釈脚注
外部リンク
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