ピカール (冷凍食品専門店)
ピカール(Picard)は、冷凍製品の製造と小売流通を専門とするフランスの食品会社。1906年にフォンテーヌブロー製氷社(Les Glacières de Fontainebleau)として創業した[2]。フランス国内にはおよそ1000の店舗がある[3]。 日本にも展開しており、2016年に日本1号店である青山骨董通り店がオープンしている(後述)。 歴史ピカールは、チェコ系フランス人のバジャント兄弟(ルネとガストン)によって1906年にフォンテーヌブローに設立されたフォンテーヌブロー製氷社(Les Glacières de Fontainebleau)として始まった。1920年にピカール氏によって買収され、1962年にその息子のレイモン・ピカール(Raymond Picard)が社長に就任すると社名をピカール商会(les Établissements Picard)に改め、冷凍食品の小売りを開始した。1974年にアルマン・ドゥセル(Armand Decelle)が買収し、通信販売(カタログを毎月発行)を展開し、1974年にはパリのローマ通り(サン=ラザール駅周辺)に初の冷凍食品専門店をオープンした。2019年の時点でアリスタ(49%)とLion Capital(51%)が共同で所有しており、フランスの冷凍食品市場の約20%を占めている[4]。 日本での展開
イオン株式会社は、日本でピカールの事業展開を行う契約を2016年4月26日にピカール社と結び、2016年6月1日に設立される新会社「AEON SAVEUR」(イオンサヴール)がこの事業を行うこととなった[5]。2016年11月23日に同社1号店となる青山骨董通り店(東京都港区)を開店した[6]。 店舗は「Picard」と「Petit Picard」(プティピカール)を展開しており、このうち「Picard」は路面店舗と位置付けられている[7]。 当初は関東地方(路面店は東京都と神奈川県のみ)のみで展開されていたが、2023年6月15日に大阪府茨木市にプティピカール茨木店(イオンスタイル茨木内)を出店して関西地方に進出[7]。同年7月14日には愛知県名古屋市にプティピカール千草若宮大通店(マックスバリュグランド千草若宮大通店内)とプティピカール徳川明倫店(マックスバリュ徳川明倫店内)[8]、福岡県福岡市にプティピカールイオンマリナタウン店[9]の計3店舗を同時に出店し、東海・九州地方へも進出した。 また、2022年10月に明治屋がビナガーデンズ海老名内にオープンした新店舗・明治屋PROVISIONS&WINES海老名内に「プティピカール 明治屋P&W海老名店」を開設[10]。以降、明治屋の店舗内にプティピカールを展開している。 閉店店舗
参考[1] 当該サイトの「歴史」 出典
関連項目外部リンク
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