ヒクイドリ目
ヒクイドリ目(ヒクイドリもく、Casuariiformes)は、鳥類の1目である。ヒクイドリ科とエミュー科からなり、合わせて2属4種のみが現生する小さな目である。 伝統的に独立目とされていたが、1979年Mayrが、古顎類のうちヒクイドリ目など4つの目を1つのダチョウ目に統合したことがある。[1]。しかし、このダチョウ目は単系統ではないと判明したため、近年は再び分割され、ヒクイドリ目となった。[2]。 特徴非常に大型(ダチョウ目に次ぐ)の飛べない鳥で、ダチョウ科同様、走行に特化している。オスが卵を温め、雛を育てる。 全種、オーストラリア区のオーストラリア大陸あるいはニューギニア島、タスマニア島、ヤペン島に分布する。 分類
国際鳥類学会議 (IOC) は2科を置くが、全体をヒクイドリ科1科とする説もある。 脚注
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