パリの恋人 (テレビドラマ)
『パリの恋人』(パリのこいびと、原題:파리의 연인)は、2004年6月12日から2004年8月15日まで韓国SBSで放送された連続テレビドラマ。全20話。ヒロインをキム・ジョンウンが演じ、パク・シニャンが財閥系の自動車会社社長役を演じた恋愛劇。物語はパリでの二人の出会いから始まり、第4話から舞台は韓国ソウルに移る[2]。 最終回の視聴率が約57%を記録し[3]、全話の平均視聴率は約42%で、MBCの『宮廷女官チャングムの誓い』に次いで平均視聴率で2004年の年間第2位となった[4]。2005年5月に開催された第41回百想芸術大賞のテレビ部門では本作が大賞を受賞し、同時にキム・ジョンウンが女優最優秀演技賞、キム・ウンスクとカン・ウンジョンが脚本賞を受賞した[5]。 ドラマ全編の動画がSBSの公式ウェブサイトで無料で公開されている[6]。 本作の脚本家キム・ウンスクと演出家シン・ウチョルのコンビによる作品は、本作以降SBSで翌2005年に『プラハの恋人』が放送され、2006年には『恋人』が放送された。その後もこのコンビによる作品は2008年に『オンエアー』が、2009年に『シティーホール』が、2010年から2011年に『シークレット・ガーデン』が、2012年に『紳士の品格』がいずれもSBSで放送された。制作は本作『パリの恋人』がキャッスルインザスカイ(캐슬인더스카이)[7]、次作『プラハの恋人』はオリーブナイン(올리브나인)である[8]。 ストーリー
パリの語学学校に通う韓国人カン・テヨン。彼女はここで、家政婦のアルバイト先の雇用主である同じ韓国人のハン・ギジュに出会う。その後、テヨンはギジュと何度か関わることになる。しかし、テヨンが韓国に帰国すると、叔父の借金のために父の大事なカメラを取られてしまい、パリに戻れなくなってしまう。ギジュもまた、韓国に帰国する。父の大事なカメラを取り戻すため、債権者であるGD自動車へ乗り込むが、そこはギジュが社長をする会社であった。いくつもの試練に遭遇しながらも、互いに惹かれ合っていく。 登場人物主要人物
ギジュの周辺人物
ユナと周辺人物テヨンの周辺人物
韓国国外での放送フィリピンで2005年に放送されて人気になった[11]。日本では2005年に日本語吹き替え版が放送され、2006年に字幕版が放送された。 日本地上波では、日本テレビにて2005年3月1日から4月6日まで毎週月曜から木曜の10時30分から11時25分に吹き替え版が全21話で放送された。BS日テレでは2006年1月16日から2006年まで毎週月曜から木曜の26時30分から27時30分に字幕版が放送された。
フィリピン版ドラマ
フィリピンでKC Concepcionらが出演するフィリピン版Lovers in Parisが新たに制作され、2009年9月28日から12月11日までABS-CBNで55回にわたって放送された[13][14]。 YouTubeでABS-CBN Entertainmentによって動画が公開されている[15]。 フィリピン版の登場人物主要人物
カルロの周辺人物
ビビアンの周辺人物
脚注
外部リンク
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