パブロ・イバニェス
パブロ・イバニェス・テバル(Pablo Ibáñez Tébar, 1981年8月3日 - )は、スペイン出身の元サッカー選手。スペイン代表であった。ポジションはディフェンダー(センターバック)。2015年から2023年現在までブライトンの選手スカウト担当の役職に就いている。 来歴クラブアルバセテ・バロンピエ地元のアルバセテ・バロンピエの下部組織出身。2002年、セサル・フェランド監督に見出され、セグンダ・ディビシオン(2部)でトップチームデビューを飾った。2002-03シーズン終了後にプリメーラ・ディビシオン(1部)昇格を決め、2003年9月30日のCAオサスナ戦でトップリーグデビューした。2003-04シーズンは37試合に出場し、アルバセテは14位で残留を果たした。 アトレティコ・マドリード2004年夏、フェランドが監督に就任したアトレティコ・マドリードに移籍した。2004-05シーズンは同じく新加入でコロンビア代表のルイス・ペレアとコンビを組んだ。序盤戦の活躍からリヴァプールFC[1]、ユヴェントスFC[2]、マンチェスター・ユナイテッドFC[3]などに興味を示されたが、実際の移籍には至らなかった。2007-08シーズンのプレーぶりはサポーターから強い批判を浴びたが、34試合に出場してビジャレアルCF戦(3-4)で得点し[4]、アトレティコはリーグ戦4位でUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得した。2008年夏にはトマーシュ・ウイファルシとフアニートが加入し、イバニェスの重要性は徐々に低下していった。2009年後半にキケ・サンチェス・フローレス監督が就任すると、キケ・フローレス監督は下部組織出身のアルバロ・ドミンゲスを重用し、チームメイトの出場停止や負傷などの場合を除いて、ほとんどの試合で招集メンバーから外れた。2009-10シーズン後半戦は1試合も出場機会がなく、シーズンを通じても7試合の出場にとどまった。 イングランドへの移籍2010年6月上旬、イングランド・プレミアリーグに昇格したウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFCと3年契約を結んだ[5][6]。フリーエージェントのため移籍金は発生していない。8月14日のチェルシーFC戦でデビューしたが、0-6で惨敗を喫した。8月24日、フットボールリーグカップのレイトン・オリエントFC戦(2-0)で移籍後初得点を挙げた[7]。 2011年8月下旬、フットボールリーグ・チャンピオンシップ(2部)に降格したバーミンガム・シティFCと2年契約を結んだ[8]。移籍金は明らかにされていない。UEFAヨーロッパリーググループリーグのSCブラガ戦(1-3)でデビューした[9]。同大会のクルブ・ブルッヘ戦ではジョゼフ・アクパラと激突して意識を失った。その治療の結果、後半のロスタイムが長く取られ、ロスタイム10分にクリス・ウッドが決勝点を挙げて勝利した[10]。 代表2004年11月17日、マドリードで行われたイングランド戦(1-0)でスペイン代表デビューした。2006 FIFAワールドカップではカルレス・プジョルとともにセンターバックのレギュラーであった。同大会後はカルロス・マルチェナもしくはラウール・アルビオルの控えとなり、2008年にビセンテ・デル・ボスケが監督に就任してからはスペイン代表に招集されていない。 所属クラブ
代表歴出場大会試合数
タイトル
脚注
関連項目外部リンク
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