ハミト・アルトゥントップ
ハミト・アルトゥントップ[1](Hamit Altıntop, 1982年12月8日 - )は、ドイツ・ゲルゼンキルヒェン出身の元サッカー選手。元トルコ代表。現役時代のポジションはミッドフィールダー。 経歴クラブ1997年に地元のSGヴァッテンシャイトの下部組織に入団し、2000年に弟ハリルと共にトップチームに昇格した。 シャルケ042003年夏にはブンデスリーガ(1部)のシャルケ04に引き抜かれ、2003-04シーズン開幕戦のボルシア・ドルトムント戦で移籍後初得点を決めるなど即座に頭角を現した。移籍当初は守備的ミッドフィールダーとしてプレーした。2006年夏にはハリルがカイザースラウテルンからシャルケ04に加入し、3年ぶりに同じクラブに所属することになった。2006-07シーズンはシュトゥットガルトと勝ち点2差の2位でシーズンを終えた。 バイエルン・ミュンヘン2007年夏にシャルケ04との契約が満了したため、移籍金なしでバイエルン・ミュンヘンに移籍した。ブラジル王者のサンパウロFCとのプレシーズンマッチ (2-1) でデビューし、素晴らしいフリーキックで移籍後初得点も決めた。DFLリーガポカールのヴェルダー・ブレーメン戦 (4-1) でも先発出場し、30mの距離から左足でミドルシュートを決めた。2008年2月14日にはUEFAカップのアバディーン戦ファーストレグ (2-2) に出場し、ペナルティキックをGKジェイミー・ラングフィールドにセーブされたものの、跳ね返りをゴールに押し込んだ[2]。2009-10シーズンはチャンピオンズリーグで決勝まで勝ち上がり、2010年5月22日の決勝ではマドリードのエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウでインテルと対戦した。ハミトはこの試合に左サイドハーフとして先発出場したが、63分にミロスラフ・クローゼと交代し、試合には0-2で敗れた。2010年6月2日、バイエルン・ミュンヘンとの1年間の契約延長で合意した[3]。 レアル・マドリード2011年夏にバイエルン・ミュンヘンとの契約が満了し、2011年5月19日にスペイン・リーガ・エスパニョーラのレアル・マドリードと4年契約を結んだ[4]。 ガラタサライレアル・マドリードでは出場機会があまり訪れず、2012年7月13日、母国トルコ・スュペルリグのガラタサライSKに4年契約で移籍[5]。 代表EURO2008の出場メンバーに選出され、5試合全てに出場した。ファティ・テリム監督にグループリーグ最初から2試合で右サイドバックとして起用されたが、グループリーグ3戦目からはミッドフィールダーの位置に戻った。グループリーグのチェコ戦では3得点全てをアシストし、準々決勝のクロアチア戦ではPK戦の3番手としてペナルティキックを決めた。このクロアチア戦ではマン・オブ・ザ・マッチに選ばれ、準決勝進出の原動力となった。大会後には欧州サッカー連盟 (UEFA) 選出のチーム・オブ・ザ・トーナメント (23人) に選ばれた[6]。2011年1月、EURO2012予選・カザフスタン戦のボレーシュートでFIFAプスカシュ賞を受賞した[7]。同年3月30日のオーストリア戦では、初めてトルコ代表のキャプテンを務めた。 人物同じくサッカー選手のハリル・アルトゥントップは双子の弟である[8]。 個人成績クラブでの出場記録
代表での得点
タイトルクラブ
個人
脚注
外部リンク
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