ノバティながの
ノバティながのは、大阪府河内長野市本町24-1にある南海電気鉄道高野線河内長野駅に隣接する地方型の大型商業施設(駅ビル)である。 南海が営業していたころはノバティながのNANKAIと称されることもあった。 概要1960年代から盛んに造成されるようになった河内長野市のニュータウンにふさわしい駅が求められるようになり、南海電気鉄道、西友、河内長野市などが出資した第三セクター「河内長野都市開発」が河内長野駅周辺の再開発事業の一環として1989年4月20日に開業した[1]。2005年4月1日からは同鉄道の完全子会社南海都市創造が営業を行うが、2009年に南海都市創造と西友は撤退し、その後継としてサンプラザが核店舗となって営業している[2]。なお、撤退した南海都市創造は2010年10月1日に解散した[3]。 2009年に中核店舗であった西友が経営難を理由に撤退した際には、北館の約80%が空き床、売上げが約85%減少、450人の雇用が喪失した。その後の数か月間は床を集約しながらの暫定営業となったが、後継核店舗の選定と大型専門店の誘致、約2.09億円を投じたリニューアル工事を経て、現在は再び多くのテナントが入居し全面営業を再開している[2]。 立地としては、一日平均乗降数45,000人級の南海近鉄の乗換駅とコンコースで直結し、かつ450台以上の専用駐車場を保有しているためアクセスは比較的良い[4]。売上高は約63億円で、1日平均来客数は約11,000人。 全体構造河内長野駅前のバスターミナルを取り囲むように、北館、南館が駅舎と3つのペデストリアンデッキによって連結されている。西側は長野商店街駅前大通りに面している。
ノバティながの北館地上5階、地下1階建ての延床面積20,119m2。駅舎とは3階、南館とは2階からペデストリアンデッキで連絡している。なお、5階は学習塾の類塾と河内長野市立の子育て支援施設あいっく、4階はキャンドゥやキャップ書店などのチェーン店、1階から3階は主に専門店街としまむら、地下1階は食品スーパーサンプラザが入居している。 主な入居施設
ノバティながの南館地上12階建ての延床面積17,222m2。西ウイングは地上1階から3階までは飲食店街と公共施設が入居しており、4階から12階には駅直結マンション「フロンテージ長野」がある。東ウイングには1階に商業施設がロータリーに面しているほか、屋上までが立体駐車場となっている。また、駐車場に関しては地下駐輪場と平面駐車場も含めて450台の収容能力がある。北館と駅舎とは2階からペデストリアンデッキで連絡している。 主な入居施設西ウイング
東ウイング
沿革
交通アクセス脚注
関連項目外部リンク
|