ニューロンドン郡 (コネチカット州)
ニューロンドン郡(New London County)は、アメリカ合衆国コネチカット州の南東部にある郡である。人口は26万6905人(2023年推計)[1]。 コネチカット州の他の7郡と同じく、郡政府や郡庁所在地は存在しない。各町では、教育、除雪、下水道、消防、警察など、行政サービスの責任を持つ。また、少数では、資源(例えば水、ガスなど)を共有している。ニューロンドン郡は、単なる地図上の町の集団であり、政府の権威は存在しない。 歴史ニューロンドン郡は、コネチカット州議会により、コネチカット州のもともとの4郡の1つとして、1666年5月10日に設立された。
1666年、ニューロンドン郡は、ストーニントン、ノーウィッチ、ニューロンドン及びセイブルックの町から構成され、設立された。引用された「ホモノセット・プランテーション」は、1663年3月にケニルワースとなっていたが、1667年キリングワースに組み入れられた[4]。いくつかの新しい町は、次の数十年間の間にニューロンドン郡に組み入れられた:プレストン(1687年)、コルチェスター(1699年)、レバノン(1700年)。クインバーグ・バレーに沿った村落は、1697年にニューロンドン郡の管轄下に置かれ、その後1699年にプレインフィールドに組み入れられた。1717年までに、多くの町が北東コネチカット(クインバーグ・バレーとロードアイランド州との境界の間)に設立され、ニューロンドン郡が拡大した。 1726年、北東コネチカットから構成されたウィンダム郡が分離した。これに伴い、ニューロンドン郡は、ボランタウン、ポンフレット、キリングリー、カンタベリー、プレインフィールド及びレバノンを失った。1785年には、ロウアー・コネチカット・リバー・バレーから構成されたミドルセックス郡が分離し、キリングワースとセイブルックを失った。境界の変更は、19世紀に起こっている:1803年マールボロー町が設立、1824年レバノン町がウィンダム郡から移る、1881年ボランタウン町がウィンダム郡から移る[5]。 地理2000年国勢調査によれば、ニューロンドン郡の面積は771.66平方マイル(1,998.6km2)で、このうち86.30%にあたる665.91平方マイル(1,724.7km2)が陸地、13.70%にあたる105.75平方マイル(273.9km2)が水面積である[6]。 郡の地形は、北側のみ標高が高くなっている。郡の最高地点は、海抜約660フィート(201m)であるレバノン町のゲーツ・ヒル、最低地点は海岸である。 近隣の郡
自治体
* 村は町の区分とされるが、村の個別の政府は持たない。 政治と行政サービス1960年から、コネチカット州では郡政府を廃止している。行政サービスは全て町によって提供される。インフラ、土地利用、経済問題などの地域問題に取り組むため、コネチカット州全体の議会が1989年に設立された。ライム、オールド・ライム、レバノンなどの例外を除くほとんどの町は、南西コネチカット議会の一部である。ライム、オールド・ライムは、コネチカット川河口地区計画局の一部である。一方、レバノンはウィンダム議会の一部である。 裁判ニューロンドンとノーウィッチにある上級裁判所とニューロンドン裁判地区は、同じ範囲である。 法の執行郡内の法の執行は、それぞれの町の警察によって行われる。2000年以前、郡の保安官のオフィスは、司法の保証や囚人の輸送、裁判所のセキュリティなどの目的で存在していた。これは現在、コネチカット連邦法執行官システムによって引き継がれている。 防火郡の防火も町が行っている。いくつかの町では、さらに細かい地区がある。 給水ニューロンドン郡にある21の町のうち12では、水はサウスイースタン・ウォーター・オーソリティとして知られる非営利的な公共企業体によって提供されている。サウスイースタン・ウォーター・オーソリティは、郡内の町に水を供給する、2つの機関の1つである。7つの町では、民間の会社から水が供給されている。ノーウィッチ、グロトンのほとんどの町は、独自の給水システムがある。 ゴミの処分ニューロンドン郡のいくつかの町は、南東コネチカット資源回収公社を組織している。参加しているのは、イースト・ライム・グリスワルド、グロトン、レッドヤード、モントヴィル、ニューロンドン、ノース・ストーニントン、ノーウィッチ、プレストン、スプレーグ、ストーニントン及びウォーターフォードである。 教育郡の教育は、各町の政府によって通常は提供されている。ライムとオールド・ライムの過疎地域は、1つの学区(18地区)を形成している。 人口
以下は2000年の国勢調査による人口統計データである[8]。
関連項目出典
外部リンク
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