ナドゼヤ・オスタプチュク
ナドゼヤ・オスタプチュク(ベ : Надзея Астапчук、英 : Nadzeya Astapchuk、ロ : Надежда Остапчук、Nadezhda Ostapchuk、1980年10月28日 - )は、ベラルーシの陸上競技選手、専門は砲丸投。 2012年ロンドンオリンピック金メダリスト、2008年北京オリンピック銅メダリストであったがともにドーピング違反で剥奪された。 2004年8月、初めて出場したオリンピックであるアテネで4位に入るなど、2000年代初頭から国際大会において上位の成績を収めた。翌2005年8月世界陸上競技選手権ヘルシンキ大会で優勝し、世界チャンピオンに輝いた。2005年7月ミンスクで開催された競技会で21m09の自己記録をマーク。2010年2月マヒリョウで開催されたベラルーシ室内選手権で、室内世界歴代3位となる21m70をマークするなど記録を伸ばした[1]。 2010年3月14日、世界室内陸上競技選手権において大会新記録となる20m85の投擲を残し優勝。室内世界大会でのタイトルを初めて手にした。3月21日、European Cup Winter Throwingでは20m16の記録を残し、同じベラルーシの選手で北京オリンピック銀メダリストであるナタリア・ミフネビッチを抑えて優勝した[2]。 2008年北京オリンピックではバレリー・ビリ、ミフネビッチに次ぐ3位となり銅メダルを獲得したが、2016年の再検査でドーピング違反が発覚し、メダルを剥奪された[3]。また世界陸上競技選手権でも優れた成績を残した。2005年ヘルシンキ大会で優勝、パリと大阪でも表彰台に上った。その他2006、2008、2009年のベラルーシ室内選手権を制した。 2012年ロンドンオリンピックでは、決勝で21m36を投擲して1位となったが競技前日と競技後のドーピング検査で筋肉増強剤のメテノロンが検出されたため、失格となり金メダルを剥奪された[4]。 主な戦績
記録![]()
脚注
参考資料・外部リンク
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