ナタリア・ミフネビッチ
ナタリア・ミフネビッチ(ベラルーシ語:Наталля Міхневіч、ローマ字:Natallia Mikhnevich 、1982年5月25日 - )は、ベラルーシの陸上競技選手。2008年北京オリンピックの銀メダリストであったが、2016年に検体の再検査でドーピング違反が発覚しメダルを剥奪され記録も抹消された[1]。ロシア共和国スタヴロポリ地方ネヴィンノムイスク出身。 経歴ミフネビッチは、女子砲丸投選手としてジュニアの時代から活躍し、(当時は、ナタリア・ホロネコと名乗っていた。)1999年の世界ユース選手権で銀メダル、2000年の世界ジュニア選手権では銅メダル、2001年のヨーロッパジュニア選手権では金メダルを獲得している。 初めてのオリンピックとなった、2004年アテネオリンピックは、アテネではなく、オリンピア遺跡のスタジアムで行われ、18m96で5位に終わる。翌年のヘルシンキの世界選手権でも8位という結果に終わっている。しかし、2006年3月にモスクワで行われた世界室内選手権では、19m84でドイツのナディーネ・クライネルトらをおさえ金メダルを獲得。同年夏のヨーテボリで開催されるヨーロッパ選手権では優勝候補として見られた。ヨーテボリでは、5投目を終わって、同じベラルーシのナデジダ・オスタプチュクが19m42でトップであったが、最終投てきでホロネコが19m43を投げ逆転。わずか1cm差で金メダルを獲得した。 ホロネコは、同じベラルーシの砲丸投の選手で2003年の世界選手権チャンピオンのアンドレイ・ミフネビッチと結婚し、2007年に息子を出産した。 ミフネビッチは、出産後カムバックし2008年北京オリンピックに出場、20m28でニュージーランドのバレリー・ビリに次いで銀メダルを獲得した。なお、北京では夫のアンドレイ・ミフネビッチも男子砲丸投で銅メダルを獲得し、夫婦でメダリストとなった。 自己ベスト
主な実績
脚注外部リンク
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