ナイラナ (護衛空母)
ナイラナ (HMS Nairana, D05) は、イギリス海軍の護衛空母。ナイラナ級航空母艦の1番艦。後にオランダ海軍に転籍し、カレル・ドールマン (HNLMS Karel Doorman, QH1) となった。 艦歴ナイラナは1941年11月7日にクライドバンクのジョン・ブラウン・アンド・カンパニーで起工する。当初は商船として建造されたが、海軍に取得後改装され護衛空母として完成、1943年12月12日に就役した。 就役後の訓練を終えると1944年1月29日にクライドを出航、大西洋および北極海において船団護衛、対潜哨戒任務に従事した。 ナイラナは第二次世界大戦を生き残り、1946年にオランダ海軍に貸与、カレル・ドールマンと改名される。1948年にヴェネラブル (HMS Venerable, R63) がオランダ海軍に売却されカレル・ドールマンの艦名を引き継ぐ。 ナイラナはイギリス海軍に返却され、ポート・ライン社に売却、船名をポート・ヴィクター (Port Victor) と変えて運行された。その後1971年にファスレーンでスクラップとして廃棄された。 参考図書外部リンク |