ドロテア・タニング
ドロテア・タニング(英: Dorothea Tanning、1910年8月25日 - 2012年1月31日)は、シュルレアリスムの画家、版画家、彫刻家、作家。マックス・エルンストの妻でもあった。 経歴アメリカ合衆国イリノイ州ゲイルスバーグに生まれる。亡命してきたエルンストと出会い、結婚。第二次世界大戦後にフランスに移住した。 彼女の絵画は、現実のものと想像上のものとが入り混じった、ある作品は優雅な、別な作品は妄想的な夢のようなイメージを、写実的に描くもので独特な世界を形作った。絵は独学であるという。彼女ga世に出るきっかけとなったのは、メイシーズ百貨店の職員が、彼女の作品に感銘を受け、ギャラリー・オーナーのジュリアン・レヴィに紹介したことだった[1]。 2012年1月31日、ニューヨーク・マンハッタンの自宅で死去[2]。101歳没。夫エルンストの眠るパリのペール・ラシェーズ墓地に埋葬された。 日本における紹介長い間、日本で紹介されることはなかったが、東京渋谷のギャラリー・アートスペース美蕾樹(ミラージュ)で紹介されたのがはじめとも言われている。『ドロテア・タニング ドロテアの美しい物語』(巌谷國士、アート・スペース美蕾樹、1984年)を参照。 関連項目脚注
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