トライジール
『トライジール』 (TRIZEAL) は2004年9月に有限会社トライアングル・サービスから発売されたアーケードゲーム。システム基板はNAOMIでソフト媒体はGD-ROM。ジャンルは縦スクロールシューティングゲーム。 トライアングル・サービスの初の自社販売ソフトであった。アーケード版の出回りは良くなかったが、DC版はネット上での広告が功を奏し、生産分のほとんどを売りきった。(詳細は後述) システム操作は8方向レバー+3ボタン制。Aボタンはショット、Bボタンは変形、Cボタンはボム。 Bボタンを押すごとに自機が変形し、武装が以下の順で変化する。
敵を倒すと勲章やパワーアップアイテムが出現する。アイテムを取ると、その時に変形している状態の武装が1段階強化される。最大5段階まで強化できる。 各武装は、4段階目以上になると、他の装備にしている時でもサブウェポンとして発射され続ける。 勲章は取り続けると プレイ中には画面右下に敵破壊率が表示される。各ステージ終了時に破壊率に応じたボーナス点が入る。破壊率0.01%につき10点で、100%のときはその10万点に加えてボーナスとして50000点が加算される。 ボムアイテムは各ステージごとに特定の条件をみたさないと出現せず、最大5発まで貯められる。ステージ終了時にはボムの残数×10000点が入る。 一部のステージでは、ステージ途中に「BREAK OUT!」の表示と共に中型機の編隊が出現する。全ての中型機を破壊すると「Good!」の表示と共に特大勲章(10000点)とボムアイテムが与えられる。 「BREAK OUT!」に成功すると、ステージ分岐が発生する。「WARNING!」の表示と共に敵が大量に出現するシーンが挟まれ、高難易度となるがより多くの点数を稼ぐことができる。 自機
制作スタッフ
移植ドリームキャスト版DCへの移植は2005年初頭に発表された。DC本体は2001年にすでに生産中止となっており、それから3年以上が経過した後に新たなソフトがリリースされたということになる(その後も『アンダーディフィート』や『ラジルギ』などのNAOMI基板STGがDCに移植されている)。 AC版に続きDC版も売り上げは伸び悩み、そのためトライアングル・サービスの藤野社長は「トライアングル・サービスがピンチです!」と銘打った呼びかけを自社のウェブサイト上で行った[1]。 この呼びかけがネット上で話題となり、個人およびゲーム店からの問い合わせや応援のメールが藤野社長の元に殺到した。 DC版トライジールの売れ行きは急上昇し、2005年度中には借りていた開発資金を返せるまでの売り上げとなり、2006年末ごろには生産数のほとんどを売り切った。 さらに2007年初頭には、DC版の再生産を行うと発表した。 なお、説明書の「STORY」部分が真っ白であるが、これは書くのが間に合わなかったためであり印刷ミスではない。 変更点
PlayStation 2版DC版移植から約1年後に、データム・ポリスターより「シューティング ラブ。~TRIZEAL~」として発売された。 トライジールとシューティング技能検定(試用版)のカップリングという扱い。 変更点
携帯アプリ版
関連商品
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