デュバル郡 (テキサス州)
デュバル郡(デュバルぐん、英: Duval County)は、アメリカ合衆国テキサス州の南部に位置する郡である。2010年国勢調査での人口は11,782人であり、2000年の13,120人から10.2%減少した[1]。郡庁所在地はサンディエゴ市(人口4,488人[2])であり[3]、同郡で人口最大の都市でもある。デュバル郡は1858年に設立され、郡名はゴリアドの虐殺で殺されたテキサス革命の軍人バー・H・デュバルにちなんで名付けられた。 地理アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は1,796平方マイル (4,651.6 km2)であり、このうち陸地1,793平方マイル (4,643.8 km2)、水域は3平方マイル (7.8 km2)で水域率は0.17%である[4]。 主要高規格道路
隣接する郡
人口動態
政治テキサス州南部のヒスパニック系住民が多い郡部と同様に、デュバル郡は民主党の堅い地盤である。共和党の候補者が大統領選挙で郡を制したのは、1904年のセオドア・ルーズベルトが最後になっている[7]。1972年の大統領選挙で大敗した民主党候補のジョージ・マクガヴァンは郡内の85%以上を得票し、国内の郡の中では最高得票率となった[8]。2004年の場合も、マサチューセッツ州選出の上院議員ジョン・ケリーを支持しており、州全体ではジョージ・W・ブッシュが大勝した。2008年大統領選挙では、民主党候補のバラク・オバマが郡総投票数の74.8%を獲得した。少なくとも1992年以降の大統領選挙で、民主党候補は一貫して70%以上を獲得し続けている[9]。 デュバル郡は特に20世紀半ばに政治腐敗で悪名高いところとなり、「デュバル公」と呼ばれたジョージ・パーを筆頭とする政治マシーンに操られた。歴史家のJ・エベッツ・ヘイリーが1956年の知事選挙に出馬したときは、もし当選すれば、パーを「閉じ込める」という脅しを使った。ヘイリーは予備選挙でとても届かない4位に終わった。一方、当時州検事総長のジョン・ベン・シェパードは、郡や学校の役人約300人を起訴した。 都市と町未編入の町
脚注
外部リンク
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