デニス・スミス・ジュニア
デニス・クリフ・スミス・ジュニア(Dennis Cliff Smith Jr., 1997年11月25日 - )は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州ファイエットビル出身のプロバスケットボール選手。ポジションはポイントガード。 経歴カレッジ2015年12月、トリニティ・クリスチャン・スクールから早期に卒業し、2016年1月にノースカロライナ州立大学に入学した。デビュー戦は、36分出場で5アシストを記録した。2016年11月26日、30得点、6リバウンド、7アシストを記録し、ロヨラ大学に勝利すした。2016年12月19日、ACCオブザウィークスを受賞した。2017年1月4日、トリプルダブルとなる27得点、11リバウンド、11アシストを記録し、ジュリアス・ホッジと共にノースカロライナ州立大学史上2人目の選手となった[2]。 2017年1月23日には、キャリアハイとなる32得点を含む6アシストを記録して、84-82でデューク大学にキャメロンインドアスタジアム で1995年以来となる勝利に貢献した[3]。2月1日にシラキュース大学戦に敗北したものの、シーズン2度目となるトリプルダブルを記録した。ACCの歴史の中で唯一のプレーヤーであり、全大学生のキャリアの中でリーグ戦対戦相手に対して2回のトリプルダブルを記録している[13]。2017年3月5日、ACCルーキーオブザイヤー賞を受賞した。新入生シーズンを終えて、2017年のNBAのドラフトにアーリーエントリーする意向を発表した。 ダラス・マーベリックス2017年ドラフトでダラス・マーベリックスから1巡目9位で指名を受け[4]、2017年7月5日、ルーキー・スケール契約を結んだ[5]。2017年のNBAサマーリーグでは、6試合に出場し、平均17.3得点、4.8リバウンド、4.2アシスト、2.2スティールを記録し、オールサマーリーグ1stチームに選ばれた[6]。 2017年11月14日に行われたサンアントニオ・スパーズ戦でキャリア・ハイとなる27得点を記録したが、試合はスパーズに97-91で敗れた[7]。12月29日に行われたニューオーリンズ・ペリカンズ戦でキャリア初のトリプル・ダブルとなる21得点、10リバウンド、10アシストを記録し、試合はマーベリックスが128-120で勝利した[8]。 ニューヨーク・ニックス2019年1月31日にクリスタプス・ポルジンギス絡みの大型トレードによりニューヨーク・ニックスに移籍した[9]。 2019-2020シーズンはシュートフォームの改造が裏目に出て絶不調に陥り、平均スタッツは軒並みキャリアワーストとなってしまった。 2020-2021シーズンはプレータイムをほとんど与えられず、チームのフロントにNBAGリーグのウェストチェスター・ニックスでプレーすることを直訴した[10]。 デトロイト・ピストンズ2021年2月8日にデリック・ローズとのトレードで、ドラフト指名権と共にデトロイト・ピストンズへ移籍した[11]。移籍後は同じポジションのキリアン・ヘイズとデロン・ライトが負傷欠場していたこともあり積極的に起用され、2021年3月4日のトロント・ラプターズ戦で10得点、11リバウンド、12アシストのトリプル・ダブルを記録した。またこの試合でチームメイトのメイソン・プラムリーも14得点、11リバウンド、10アシストのトリプル・ダブルを記録。ピストンズの選手2人が同じ試合でトリプル・ダブルを記録したのは1964年のレイ・スコットとドニー・ブッチャー以来であった[12]。 ポートランド・トレイルブレイザーズ2021年9月2日にポートランド・トレイルブレイザーズとトレーニングキャンプ契約を結び[13]、10月16日に正式契約へ移行した。 2022年2月20日に解雇された[14]。 シャーロット・ホーネッツブレイザーズに解雇された後、一度はNBA復帰を諦め、高校時代に経験のあるアメリカンフットボールでNFL転向を目指していた[15]。 2022年9月23日にシャーロット・ホーネッツと1年契約を結んだ[16]。 ブルックリン・ネッツ2023年7月8日にブルックリン・ネッツと1年契約を結んだ[17][18]。 レアル・マドリード・バロンセスト2025年1月16日、ユーロリーグとリーガACBに所属するレアル・マドリード・バロンセストへの加入が発表された[19]。契約期間は2024-2025シーズン終了まで[19]。移籍するにあたってジョルディ・フェルナンデスやマーベリックス在籍時にチームメイトの間柄であったルカ・ドンチッチにアドバイスを仰ぐなどした[20]が、リーガACBとユーロリーグ合計で僅か4試合の出場に留まり[21]、2月28日には契約解除が発表された[22]。 個人成績
NBAレギュラーシーズン
カレッジ
脚注
外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia