デジタルステージ
株式会社デジタルステージ (英語名: DIGITALSTAGE INC.) は、東京都世田谷区に本店を置く、ソフトウェアの企画・開発・販売を行なう企業である。CMSの「BiNDup」などを手掛ける。 沿革株式会社デジタルステージは、鴻上尚史主催「劇団第三舞台」などをプロデュースする、株式会社サードステージのデジタルコンテンツ部門(1995年11月 〜 1998年12月)が独立する形で1998年11月にスタート。 「デザイナーの考える未来をカタチにする」をテーマに、ソフトウェアや書籍・ラジオ・イベントなどを展開。坂本龍一の推薦と有名デザイナーによるプロジェクトチームでの活動を行った[要出典]。 その後山下洋輔のピアノと映像のリアルタイムのセッションイベント「Linkage」を開催。 2002年6月には、映画のようにデジタルカメラの写真を再生できるソフトウェア「LiFE* with PhotoCinema」を発表した。同ソフトでは「フォトシネマ」と呼ばれる写真の映像作品をつくることができる。 その後も「TOKYO DESIGNERS BLOCK」でのLIFE*の展開や、ナイキやApple Computerとの各コラボレーションボックスをリリースしている。 また、同年からオリジナルイベント「LiFE* with Technology」を渋谷WOMBを中心に定期的に開催する。 音楽プロデューサー大沢伸一(モンドグロッソ)や、映像作家新海誠、音楽家と写真家ワタナベヒロシらの豪華ゲストを招き、毎回1000人を超える来場者[要出典]とともに、独自のテクノロジーショーを展開している。 特徴同社の特徴と動向は主に不定期に発行されるメールマガジンによって知ることができるが、一番の特徴とされるのはソフトウェアメーカーの枠を超えた活動内容が挙げられる。
企画、開発、販売、サポート、そして関連書籍も含めたあらゆる活動を同社内で行なっている(もしくは同社主導で行なわれる)ところにある。 こうした特殊なポジションを意図的に選んだことにより、最大公約数を狙うビジネスではなく、ある程度の情報リテラシーやクリエイティブ性を持つ(もしくは好む)支持層によって支えられるコミュニティーとビジネス形態を目指しているという[2] 。 他業種とのコラボレーションが多い。Apple Storeとのコラボボックスでは、Mac OS X発売後に共同プロモーションを行ない、トップページをジャックしたり[要出典]、有名アーティストも参加する共同のクラブイベントを行なった[要出典]。ほかにもナイキジャパンとオリジナルシューズとオリジナルソフトウェアの製品を限定でリリースしたり、異業種との連携した。 本業のソフトウェア開発のほかにも「VANDALIZE」と提携したファッション系の作品や、国内外のアーティストが参加するネットラジオ「LiFE* with PhotoRadio」などのメディア展開を2003年より始動している。 2004年には、フリーランスのライターやフォトグラファーらと「デジタルステージ・パブリッシング」を設立。書籍やフリーペーパーなどの出版活動も行ない始めている。
企画、開発は数人から十数人ほどの小規模な「開発クルー」と呼ばれるフリーランスを中心としたデザイナーやプログラマーから構成され、製品ごとにそうしたプロジェクトチームを結成しては解散することを繰り返して運営している[2]。そうしたクリエイティブ主導の開発姿勢によって生み出される製品は、ユーザインタフェースのデザイン性のほか、ユーザーへのライフスタイル提案も含んでいる[3]反面、品質が低いことやサポートでの問題が指摘されている[4][5][6]。 主な活動製品
書籍
イベント
受賞歴
出典・注釈
外部リンク |
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