ディズニー・ガールズ (1957)
「ディズニー・ガールズ (1957)」(Disney Girls (1957))[1]は、ブルース・ジョンストンが作詞作曲しザ・ビーチ・ボーイズが1971年に発表した楽曲。 概要録音は1971年6月3日に行われた。ジョンストンはリード・ボーカルのほか、アップライト・ピアノ、シンセベース、マンドリンなどを担当した。レコーディングにはエド・カーター(アコースティック・ギター、エレクトリック・ギター)、デニス・ドラゴン(ドラムズ)、キャシー・ドラゴン(フルート)らが参加した。 同年8月30日発売のアルバム『サーフズ・アップ』に収録された。その後ジョンストンは1977年のソロ・アルバム『Going Public』でセルフ・カバーを行っている[2]。 2013年発売のライブ・アルバム『Live – The 50th Anniversary Tour』にライブ・バージョンが収録されている。 ジム・フジーリの研究書『ペット・サウンズ』(ブルームズベリー・アカデミック、2005年2月)の翻訳者である村上春樹は、自著で「ディズニー・ガールズ (1957)」の歌詞を全訳した際次のように解説した。 「五〇年代のアメリカの小さな町の風景。人々は教会に通い、子供たちはディズニー映画に夢中で、自動車はあくまで大きく、コンバーチブルの屋根を開けるとそこには満天の星があった。ラジオからはパティー・ペイジの『オールド・ケープ・コッド』が流れている。それはもう幻想の世界だ。そんなものはもうどこにも存在しない。しかし彼が見つけた恋人は、彼をもう一度そんな世界に連れ戻してくれる」[3] カバー・バージョン
脚注 |