ディエゴ・マルティネス・ペナス
ディエゴ・マルティネス・ペナス(Diego Martínez Penas、1980年12月16日 - )は、スペイン・ビーゴ出身の元サッカー選手、現サッカー指導者。UDラス・パルマスの監督。現役時代のポジションはディフェンダー。 クラブ経歴ガリシア州ポンテベドラ県ビーゴで生まれ、1990年に地元最大のクラブセルタ・デ・ビーゴの下部組織に入った。プレーエリアは主にサイドバックで、左右どちらもこなせることができた[1]。ユース時代はセルタとカディスCFで過ごし、前者のセルタには9年間在籍していた[2]。 マルティネスが20歳の時、プロサッカー選手としての道を諦め、すぐにサッカー指導者へと転身。CDインペリオ・デ・アルボローテのトップチームでアマチュア選手としてのキャリアを送りながら、同クラブの下部組織で指導者キャリアをスタートさせた[3]。2004年、インペリオ・アルボローテを離れ、アレナスCDの下部組織に移った[4]。 2005-06シーズンはアレナスCDのアシスタントコーチとして働いていたが、2006年6月当時テルセーラ・ディビシオン (4部相当) に在籍していたアレナスのトップチーム監督に就任。自身初の監督業となった。翌年からモトリルCFの監督に就き、2年間在籍した[5]。 2009年10月、セビージャFCのフロント入りし[6]、1年後にセビージャCチーム (フベニール) の監督になった[2]。 2012年5月22日、当時セビージャのトップチームのアシスタントコーチを務めていたハビ・ナバーロの後任という形でセビージャのアシスタントコーチに就任した[7]。2014年6月13日、セグンダ・ディビシオンBのセビージャ・アトレティコに移り、監督ポストに就いた[8]。ここではチームをセグンダ・ディビシオンに昇格させるなど、確かな手腕を発揮した[9]。 マルティネスはセビージャ・アトレティコを3部に降格させることなく、2部に残留させ続けた。これによりCAオサスナから監督オファーを受け、セビージャとの契約を更新せずクラブを退団。2017年6月14日、オサスナはマルティネスを監督に招聘した[10]。翌年6月7日、クラブが1部参入プレーオフ出場を逃した事の責任を取ってオサスナの監督を辞任した[11]。 2018年6月14日、グラナダCFの監督に就任し、就任1年目にして見事グラナダをプリメーラ・ディビシオン (1部) 昇格へと導いた。1部昇格後もグラナダはマルティネスを続投させたことで、マルティネスは2019-20シーズンの1部最年少監督になった。この2019-20シーズン、グラナダはリーグ序盤10試合で20ポイントを稼ぎ、第10節にしてリーグ首位に立った。その後は順位を落としたものの、最終的にはリーグ7位でフィニッシュ。クラブ史上初のUEFAヨーロッパリーグ出場権を手にした[12]。2019年11月14日、マルティネスはクラブとの契約を1年延長し、2021年までとした[13]。 2019年12月16日、グラナダでの活躍からラ・リーガ最優秀監督に贈られるミゲル・ムニョス賞を受賞した[14]。 2021年5月27日にグラナダの監督を退任したことを発表した。 2022年5月31日、1年間のブランクを空けてRCDエスパニョールの監督に就任した[15]。2022-23シーズン一杯指揮を執ることとなったが、後半戦の3月に入って4連敗を喫するとリーグ戦18位に沈み、4月3日に解任された[16]。 監督成績
タイトル
脚注
外部リンク
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