ティー・ヒギンス
ティー・ヒギンス(Tee Higgins)ことタマウリス・ウィリアム・ヒギンス(Tamaurice William Higgins, 1999年1月18日 - )は、アメリカ合衆国テネシー州オーク・リッジ出身のプロアメリカンフットボール選手。NFLのシンシナティ・ベンガルズに所属している。ポジションはワイドレシーバー。 経歴カレッジクレムソン大学2年目の2018年シーズンにはCFPナショナルチャンピオンシップに進出し、アラバマ大学に勝利して優勝。この試合では3レシーブ、81レシーブ獲得ヤードを記録した[1]。 3年目の2019年シーズンは1,167レシーブ獲得ヤード、13のタッチダウンを記録。チームは連覇を目指して2年連続でCFPナショナルチャンピオンシップに進出したが、LSUに敗れた[2]。このシーズン終了後、2020年のNFLドラフトにアーリーエントリーした[3]。 シンシナティ・ベンガルズドラフト全体33位でシンシナティ・ベンガルズから指名され、その後4年総額860万ドルのルーキー契約を結んだ[4]。 2020年シーズン第3週のフィラデルフィア・イーグルス戦でキャリア初を含む2つのタッチダウンを記録。第10週のピッツバーグ・スティーラーズ戦では115レシーブ獲得ヤード、1つのタッチダウンを記録した。 このシーズンは67レシーブ、908レシーブ獲得ヤード、6つのタッチダウンを記録[5]。レシーブ獲得ヤードはジャスティン・ジェファーソン、シーディー・ラムに次ぐルーキー3位だった。67レシーブは1981年にクリス・コリンズワースが作った新人のレシーブ数を更新するチーム記録となった[6](この記録は翌年ジャマール・チェイスが81レシーブを記録して更新された[7]。)。 2021年シーズン前年から成績を伸ばし、74レシーブ、1,091レシーブ獲得ヤード、6つのタッチダウンを記録した。 チームはプレーオフに出場し、カンザスシティ・チーフスとのAFCチャンピオンシップでは103レシーブ獲得ヤードを記録して勝利に貢献し、スーパーボウル出場を決めた[8]。ロサンゼルス・ラムズとのスーパーボウルでは両チーム最多の100レシーブ獲得ヤード、2つのタッチダウンを記録する活躍を見せたが、試合には敗れた[9]。 2022年シーズン開幕戦となった第1週のスティーラーズ戦で脳震盪を起こし、途中退場した[10]。 第17週のベンガルズ戦で彼にタックルしたダマー・ハムリンがプレー直後にフィールドに倒れ心肺蘇生措置が行われ試合は中断、その後この試合は延期された後[11]、中止となった[12]。 脚注
外部リンク
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