ティミ・ザイツ
ティミ・ザイツ(Timi Zajc、2000年4月26日-)はスロベニアのスキージャンプ選手である。北京オリンピック、 ノルディックスキー世界選手権およびスキーフライング世界選手権個人・団体のメダリスト。 経歴FISカップのデビューは2013年夏のフィラッハ大会で、69位とポイントを獲得できなかった。翌年夏の同地の大会で6位とポイント獲得。コンチネンタルカップのデビューは2016年2月のプラニツァ大会で2日ともポイントを獲得できなかったが、2017年1月のビショフスホーフェン大会1日目で17位に入りポイントを獲得した。 ワールドカップデビューは2017/18シーズンの開幕戦・ヴィスワ大会で、予選17位、団体戦6位のメンバーとなったが、個人戦では失格、ニジニタギル大会で予選28位、本戦12位となりこの年次の最高順位でポイントを獲得した。最終的には88ポイント、総合32位でシーズンを終えた。平昌オリンピックでは個人ノーマルヒルに出場し、33位であった。 2018/19シーズンはワールドカップ開幕戦よりほぼフル参戦し、札幌大会2日目で2位となり初表彰台を獲得し、翌週のオーベルストドルフのフライング大会1日目で初優勝し、総合9位となった。世界選手権ゼーフェルト大会に出場し、個人ラージヒル10位、男子団体6位、個人ノーマルヒル50位であった。 2019/20シーズンはサマーグランプリで2度の優勝があったものの、ワールドカップでは予選落ちから4度の表彰台までとやや不安定な成績で、総合14位となった。 2020/21シーズンはフライング世界選手権プラニツァ大会でのコーチ批判により[1]一時代表を外され、ワールドカップは総合46位で終えた。このコーチ批判は、コーチの辞任につながった[2]。 2021/22シーズンはワールドカップにフル参戦し、オーベルストドルフのフライング大会1日目で2回目の優勝を果たし、3位2回、総合8位であった。北京オリンピックでは、個人ノーマルヒルは9位、混合団体ノーマルヒル金メダル、個人ラージヒル6位、男子団体ラージヒル銀メダルのメンバーとなり、フライング世界選手権ヴィケルスン大会は個人銀メダル、団体金メダルのメンバーとなるなど、飛躍の年となった。 2022/23シーズンはフライングで行われたワールドカップクルム大会で2位に入るなどし、自国開催となった世界選手権プラニツァ大会は、個人ノーマルヒル10位、混合団体ノーマルヒル銅メダル、個人ラージヒルおよび団体ラージヒルは金メダルと活躍した。 2023/24シーズンはワールドカップフライングオーベストドルフ大会で優勝するなど、総合16位であった。フライング世界選手権バート・ミッテルンドルフ大会では個人3位、団体金メダルのメンバーとなった。 主な競技成績オリンピック
世界選手権
フライング世界選手権ワールドカップ
サマーグランプリ
脚注外部リンク |
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