ダイワエルシエーロ
ダイワエルシエーロ(欧字名:Daiwa el Cielo、2001年5月11日 - )は、日本の競走馬、繁殖牝馬[1]。 2004年の優駿牝馬(オークス)(GI)優勝馬である。その他の勝ち鞍に、2004年のクイーンカップ(GIII)、京成杯(GIII)。2005年のマーメイドステークス(GIII)。 馬名の由来は、冠名+神・至福や空などを意味するスペイン語「El Cielo」。 経歴競走馬時代デビューは2003年12月28日、阪神競馬第5競走の新馬戦(芝1600m)で、1番人気に応えて勝利した。 翌2004年、初戦の紅梅ステークスでは2着に敗れるが、続くクイーンカップで初重賞制覇を飾り、牝馬クラシック戦線に名乗りを上げる。直行で挑んだ桜花賞ではダンスインザムードの7着と敗れる。次走の優駿牝馬(オークス)では母ロンドンブリッジが短距離馬だったこともあって距離不安説がささやかれたが、それを一掃するかのような逃走劇を見せて優勝する。鞍上の福永祐一にとっても優駿牝馬は初制覇であった。 秋シーズンは疲れが取れないために、秋華賞とエリザベス女王杯を回避し、次走として選んだのは牡馬混合の京阪杯であった。8番人気の低評価ながら、ここでも逃げを打って快勝。次走の阪神牝馬ステークスでも1歳上の実績馬・オースミハルカに次ぐ2番人気に支持されたが、ここでは3着に終わった。 2005年は京都金杯から始動するが、9着と大敗。続くダートの川崎記念も6着、そしてダービー卿チャレンジトロフィー、愛知杯はともに16着と成果は上がらなかったが、マーメイドステークスで京阪杯以来約8か月ぶりの勝利を挙げる。その後は下河辺牧場で休養していたが、そのままレースに復帰することなく2006年3月15日引退となった[3]。 引退後引退後は下河辺牧場日高支場にて繁殖牝馬となった。初年度はブライアンズタイムと交配され2007年4月30日に牝馬を出産した。 2022年をもって繁殖牝馬を引退、以降は母・ロンドンブリッジとともに下川茂広牧場にて繋養されている[4]。2023年度より引退名馬繋養展示事業の助成対象馬となった[5]。 競走成績以下の内容は、netkeiba.comの情報に基づく[6]。
繁殖成績
血統表
脚注注釈出典
外部リンク
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