タリフェア郡 (ジョージア州)
タリフェア郡(タリフェアぐん、トリヴァー郡、英: Taliaferro County、[ˈtɒlɪvər][2])は、アメリカ合衆国ジョージア州の北東部に位置する郡である。2010年国勢調査での人口は1,717人であり、2000年の2,077人から17.3%減少した[3]。ジョージア州のみならず、ミシシッピ川以東では最も人口が少ない郡である。郡庁所在地はクロウフォードビル市(人口534人[4])であり、同郡で人口最大の都市でもある。 歴史タリフェア郡は1825年12月24日に、ミレッジビルに集まったジョージア州議会の法により設立された。郡域はウィルクス郡、グリーン郡、ハンコック郡、オグルソープ郡、ウォーレン郡からそれぞれ一部が取られた。 郡名はアメリカ独立戦争の士官だったバージニア州出身のベンジャミン・タリフェア大佐に因んで名付けられた。 タリフェア郡は、アレクサンダー・スティーヴンズの生誕地であり、家があったことで知られている。スティーヴンズは南北戦争前にジョージア州選出アメリカ合衆国下院議員を務めた後、アメリカ連合国では副大統領となり、南北戦争後ではその死の時までジョージア州知事を務めた。クロウフォードビルにあるその家の近くにはその名前を採った州立公園がある。 地理アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は195.47平方マイル (506.3km2)であり、このうち陸地195.39平方マイル (506.1km2)、水域は0.08平方マイル (0.21 km2)で水域率は0.04%である[5]。 主要高規格道路州間高速道路
アメリカ国道
ジョージア州道隣接する郡
人口動態
都市と町大衆文化の中で郡内でハリウッド映画が幾つか撮影された。クリスティ・マクニコルとデニス・クエイドが出演した1981年の映画『さよならジョージア』は、大半がクロウフォードビルで撮影された。デニス・ホッパーが出演した1990年の『パリス・トラウト/静かなる狂気』も主に郡内で撮影された。最近ではリース・ウィザースプーンが出演した2002年の『メラニーは行く!』がクロウフォードビルで撮影された。 タリフェア郡はジョージア州の他地域が近年経験した開発からは取り残されてきた。州全体は国内でも人口増加率が高いほうであるが、タリフェア郡は長年にわたって人口が減り続けている。州間高速道路20号線から行くことができるという事実にも拘わらず、上記のことで「過去に閉じこめられた」印象を与えている。 脚注
外部リンク |
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