ソー・バッド・レビュー
ソー・バッド・レビュー[注 1](Sooo Baad Revue)は、関西を拠点とした8人編成のソウルファンクバンド。1975年、ウエスト・ロード・ブルース・バンドを脱退した山岸潤史(ギター)を中心に結成。 来歴土居が石田、上田正樹らとともに結成していた「上田正樹とバッドクラブバンド」の解散後、渡米を経て構想し、メンバーを集めたのが始まりとなる[1]。 1975年8月8日、大阪・万博記念公園において開催された「8.8 ROCK DAY」に「山岸潤史スーパーグループ」が出演(北、石田、永本、土居、清水が参加)。この3日後に山岸が渡米、11月下旬に帰国。この頃までにメンバーが揃い、バンド名を「ソー・バッド・レビュー」とする。この名前は、北が気に入っていた「Sooo Baad!(最高!)」という言葉をバンド名に使いたかったことから[2]。1976年4月から、ロサンゼルスのエレクトラ・スタジオにおいてレコーディングを行う。同年8月8日、前年に引き続き8.8 ROCK DAYに出演。その直後、清水が脱退[2]。これは清水が高校卒業と共にアメリカへ留学したためで、結成前からメンバーに伝えていた(ただし、11月の解散の直後に父親が他界したため清水は帰国し、国際基督教大学へ編入学する)[1]。8月25日、デビュー・アルバム『ソー・バッド・レビュー』をリリース。11月頃、大隈講堂で行われたライブを最後に解散[2](清水は、詳細は分からないが解散の理由はメンバーの個が強すぎたためではないかと評している[1])。メンバーは、それぞれ個々の活動へ移行する。解散後も、石田、砂川、国府が参加した「ザ・ボイス・アンド・リズム」、山岸、石田が参加した「勉強トリオ」、土居、国府、永本が参加した「ベーカーズ・ショップ」、山岸、清水が参加した「MYX」といったバンド活動またはセッションを通じてメンバー同士の共演が行われている。 2014年7月25日、フジロックフェスティバルにおいて、北、山岸、石田、永本、土居、清水の6人でソー・バッド・レビューとして一日限定の再結成ライブを行う[4]。 メンバー
ディスコグラフィーシングル
アルバム
オムニバス・アルバム
脚注注釈
出典
関連項目
|
Portal di Ensiklopedia Dunia