スレイヴ・トゥ・ザ・リズム
スレイヴ・トゥ・ザ・リズム(原題:Slave To The Rhythm)はマイケル・ジャクソンの楽曲。没後に発表された『エスケイプ』の5曲目に収録されている[1]。 経緯楽曲の背景と流出原曲はLA&ベイビーフェイスと共に1991年のアルバム『デンジャラス』のセッション期間で制作。1998年の段階で完成に至っており、2001年発売の『インヴィンシブル』では収録曲の最終候補まで残ったものの、結果的にアウトテイクとなっていた[2][3]。 2010年にトリッキー・スチュワートによるリミックス版がインターネット上に流出したほか、2013年8月にはマイケルのヴォーカルをフィーチャーする形で録音されたジャスティン・ビーバーとのデュエット版が流出。これらの流出したバージョンの楽曲に対してマイケル・ジャクソン・エステートは正式なものとは認めず、YouTubeを始めとする様々な動画サイト上で削除を行った[4]。 発表2014年2月、新アルバム発売に向けてソニーとマイケル・ジャクソン・エステートがパートナーシップを結び、同曲もアルバムに収録されることが決定。J-Rocとティンバランドがリミックスを担当した[5]。広告活動としては、アルバム発売に先立ちソニーモバイルコミュニケーションズのスマートフォン「Xperia Z2」のCMに楽曲を起用したほか[6]、Xperiaのいくつかの機種において『エスケイプ』(ダウンロード版)のプレゼントキャンペーンも展開された[7]。 パフォーマンス2014年5月18日に行われた「ビルボード・ミュージック・アワード2014」で、同曲のパフォーマンスを披露[8]。同イベントでのパフォーマンスは2013年末頃に決定され、1995年のMTV Video Music Awardsや1997年の「ヒストリー・ワールド・ツアーでも楽曲の振り付けを担当したリッチ&トーン・タローガの兄弟により、2014年初頭からプロジェクトが開始された。 ジェイミー・キングの監督によって制作された映像はペッパーズ・ゴースト[9]の技術を用いており、生身のマイケルが実際にパフォーマンスしているかのような様子が再現された[10]。なお、このパフォーマンスはVEVOのYouTubeのページにて公式にアップロードされている[11]。 脚注出典
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