スニッツェル
スニッツェル (Snitzel[1]) は、オーストラリアの競走馬、種牡馬である。主な勝ち鞍は2006年のオークレイプレート(GI)。 戦績現役時代はオーストラリアのスプリント路線で活躍。2006年のオークレイプレートでは同年のスプリンターズステークスを制覇するテイクオーバーターゲットを破ってGI初制覇を果たす[3]。通算成績は15戦7勝(重賞4勝)[1]。 種牡馬入り後2006年より豪州で種牡馬入り。2013-2014シーズンでは豪州リーディングで父リダウツチョイスに次ぐ2位に入り、史上初の父子によるリーディング1位、2位独占となった[4]。 2016-2017シーズンは初の豪州リーディングサイアーの座を獲得し、祖父デインヒルから3代連続での栄冠に輝く。2017年の種付け料は17万6000豪ドル(約1500万円)に達した[5]。2017-2018シーズンも世界最高賞金の芝レースとして新設されたジ・エベレストを制したレッドゼル(Redzel)の活躍もあって2年連続で豪州リーディングサイアーとなっている[6]。同シーズン、スニッツェル産駒は173頭の勝ち馬が307勝を挙げ、2920万豪ドル(約24億1000万円)を稼ぎ出した[7]。 現役時代は生粋のスプリンターであり、産駒も短距離を得意とする馬が多いが、マイルから2000m付近をこなす産駒も輩出している。仕上がりの早さが武器で、2歳戦で特に強さを発揮する[8]。 日本では2007年と2011年に社台スタリオンステーションでシャトル種牡馬として供用された[3]。日本では豪州のような成功を収めることはできなかったが、シャトル2世代目の産駒から、マイル重賞3勝のヤングマンパワーが出ている[8]。 主な産駒豪州
ニュージーランド
南アフリカ
日本
母の父としての主な産駒
血統表
参考
外部リンク
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