イノセントカップは、ホッカイドウ競馬で施行されていた地方競馬の重賞競走である。ケイバブックより優勝杯の提供を受けており、名称は「競馬ブック杯 イノセントカップ」。
概要
2001年にサラブレッド系2歳の重賞競走として新設。ホッカイドウ競馬のグレードではH3に格付けされていた。
第1回は門別競馬場のダート1200mで施行したが、第2回から第8回まで旭川競馬場のダート1500mで施行。2009年より再び門別競馬場に戻された。
2012年よりJRA2歳認定競走(上級認定競走)としても施行され、勝馬は認定馬となる。これに伴い、賞金も増額された。
2019年時点において、日本中央競馬会(JRA)阪神競馬場で行われる朝日杯フューチュリティステークス(GI)に向けたステップレースへの北海道ブロック代表馬選定競走となっている(なお、2012年以前は本競走[2]、2013年はブリーダーズゴールドジュニアカップ[3]、2014年から[4]2016年まではサンライズカップがブロック代表馬選定競走であった)。
2023年の開催をもって本競走は廃止されることになった。
競走条件・賞金等(2023年)
- 出走条件
- サラブレッド系2歳・地方競馬全国交流
- 負担重量[1]
- 定量(54kg)
- 賞金等
- 賞金額は1着400万円、2着112万円、3着84万円、4着56万円、5着28万円[5]。
- スタリオンシリーズ競走に指定されており、シャンハイボビーの配合権利が、優勝馬馬主への副賞となっている。
過去の副賞
- スタリオンシリーズ競走に指定されており、以下の種牡馬の種付権が優勝馬馬主に副賞として贈られた。
歴代優勝馬
タイム欄のRは2歳コースレコードを示す。
出典
参考文献
- 『2013ホッカイドウ競馬ガイド』北海道軽種馬振興公社(門別競馬場・各場外発売所で無料配布)