『ストリート・オブ・ドリームス』 (原題:Bent Out of Shape) は、1983年に発表されたレインボーのアルバム。
概要
1983年1月に第2期メンバーによるディープ・パープル再結成の話が持ち上がった[3]が、結局成立しなかったので、リッチー・ブラックモアとロジャー・グローヴァーは本作の制作に取り掛かった。
ドラマーのボビー・ロンディネリをチャック・バーギに交代。前作『闇からの一撃』で使用したケベック州のレ・スタジオから、前々作『アイ・サレンダー』で使用したコペンハーゲンのスウィート・サイレンス・スタジオに戻り、3月にリハーサルを開始し、5月から録音を行なった[3]。
「スノーマン」は、イギリスのテレビアニメーション『スノーマン』の挿入歌でハワード・ブレイクが作詞作曲した「ウォーキング・イン・ジ・エアー」(「空を歩いて」)をブラックモアがアレンジしたインストゥルメントタル。
収録曲
- ストランデッド Stranded - 4:25
- キャント・レット・ユー・ゴー Can't Let You Go - 4:18
- フール・フォー・ザ・ナイト Fool for the Night - 4:04
- ファイヤー・ダンス Fire Dance - 4:30
- エニバディ・ゼア Anybody There - 2:36
- デスペレート・ハート Desperate Heart - 4:00
- ストリート・オブ・ドリームス Street of Dreams - 4:23
- ドリンキング・ウィズ・ザ・デヴィル Drinking with the Devil - 3:41
- スノーマン Snowman - 4:33
- メイク・ユア・ムーヴ Make Your Move - 3:55
メンバー
その後
翌1984年、第2期メンバーにってディープ・パープルが再結成。レインボーは3月の日本公演を最後に活動を停止した[注釈 1]。1995年にブラックモアと新メンバーによって新作が発表されるまで、本作は彼等の最後のオリジナル・アルバムになった。
脚注
出典
注釈
- ^ 3月14日に日本武道館で行なわれた最終公演の模様を収録したビデオが発売された。