スズキ・B-KING

GSX1300BK
基本情報
排気量クラス 大型自動二輪車
エンジン 1,340 cm3 
内径×行程 / 圧縮比 __ × __ / __
最高出力 135kw(183PS)/9,500rpm
最大トルク 146Nm(14.9㎏‐m)/7,200rpm
      詳細情報
製造国
製造期間 2007年 -
タイプ ネイキッド
設計統括
デザイン
フレーム ダイヤモンド
全長×全幅×全高 2,245 mm × 800 mm × 1,085 mm
ホイールベース 1,525 mm
最低地上高 120 mm
シート高 805 mm
燃料供給装置 燃料噴射装置
始動方式
潤滑方式 ウェットサンプ
駆動方式 チェーンドライブ
変速機 常時噛合式6段リターン
サスペンション テレスコピック式
スイング・アーム式
キャスター / トレール
ブレーキ 油圧式ダブルディスク
油圧式ディスク
タイヤサイズ 120/70 ZR17 M/C (58W)
200/50 ZR17 M/C (75W)
最高速度
乗車定員 2人
燃料タンク容量 16.5 L
燃費
カラーバリエーション
本体価格 ¥1,580,000(税抜)
備考
先代
後継
姉妹車 / OEM スズキ・GSX1300Rハヤブサ
同クラスの車
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B-KING(ビーキング)はスズキの大型二輪車。機種記号はGSX1300BK。排気量1,340ccのネイキッドタイプのオートバイである。

概要

2001年10月、第35回東京モーターショーコンセプト車として登場した。GPSを利用して気象情報を表示できるなどのハイテク装備もさることながら、240mmの極太リアタイヤなどをまとった力強いスタイリングがバイカーの間で大きな反響を呼び、そのほとんどが「このまま市販して欲しい」というものだった。これは同じスズキのコンセプト車であった「ファルコラスティコ」や「ヌーダ」のような「夢のバイク」とは少々異なり、かなり現実味を帯びた仕様になっていたためであった。さらに当時ヨーロッパで流行していた「ストリートファイター」という潮流にも乗り、日本国外でも大きな波紋を呼んだ。フランスではバックヤードビルダーの「LAZARETH」というメーカーが、エンジン共通のハヤブサをベースにB-KINGそっくりの走行可能なカスタムバイクを制作しており、地元誌掲載後には日本のバイク雑誌にも紹介された。

2005年、パリサロンGSRが発表され、翌年5月に発売される。そのスタイリングはB-KINGを髣髴とさせるものであったが、イメージに止まるものであった。2006年9月、スズキはB-KINGの市販化を発表する。同年のモーターショウに出品された展示車はまさにB-KINGをより現実的にリファインしたものであり、期待が高まった。

2007年7月5日に2008年モデルとして発売を発表。国内仕様は販売されず、日本国内では欧州仕様と北米仕様が逆輸入された(本体参考価格1,580,000円=モトマップ)。

諸元

  • 1,340cc並列4気筒DOHCフュエルインジェクション、チタンバルブ、圧縮比12.5:1
  • シリンダーとシリンダーヘッドに特殊メッキ
  • 燃料噴射等のエンジンコントロールに32ビット、1,024キロバイトROMのコンピュータを搭載
  • スズキ・デュアル・スロットル・バルブ(SDTV)採用
  • 排ガスはEuro3対応
  • 4int2into1マフラーをシート下に格納、後端はスラッシュカット
  • ライダーの好みに応じて2種類のモードを選べるスズキ・ドライブモードセレクター(S-DMS)を装備
  • 高剛性ツインスパーアルミフレームとスイングアーム
  • 倒立フォークとモノショックはフルアジャスタブル
  • フロント120mmリア200mmタイヤ
  • 310mmダブルディスクブレーキにラジアルマウントキャリパー
  • 前後ビルトインウィンカー
  • パネルにはスピード、回転数の他平均スピード、整備時期などを表示
  • イグニッションONでB-KINGのロゴがパネルに表示される
  • EU仕様にはイモビライザーが装備されている(CN仕様やUS仕様にはイモビライザー非装着)

関連項目

外部リンク