スクーティー・ランダル
アンドリュー・"スクーティー"・ランダル(Andrew "Scootie" Randall, 1990年1月5日 - )は、アメリカ合衆国のプロバスケットボール選手である。ペンシルベニア州フィラデルフィア出身。ポジションはスモールフォワード/パワーフォワード[1]。登録名は「アンドリュー・ランダル」 テンプル大学卒業後の2013年、bjリーグの琉球ゴールデンキングスと契約し、プロ選手となる。岩手ビッグブルズ所属だったbjリーグ 2014-15シーズンにはリーグのベストファイブに選ばれた。 来歴テンプル大学では2010-11シーズンにアトランティック10カンファレンスのMIPとオナラブル・メンション(選外賞)に選ばれた[5] 。 2013年のNBAドラフトで指名を受けなかったランダルは、2013年7月にbjリーグの琉球ゴールデンキングスに入団。琉球はランダルを「泥臭くディフェンスやリバウンドで貢献するプレイヤー」と評していた[6]。 bjリーグ 2013-14シーズン開幕からの10試合で、1試合平均16.3得点、6.5リバウンドとの記録を残したが、チームがドゥレイロン・バーンズを獲得したことにより、岩手ビッグブルズに金銭トレードの形で放出された[7][8][9]。当時、岩手はセンターの選手を補強する考えであったが、ランダルの放出を知ると、即戦力として活躍できるランダルの獲得に方針転換した[10]。岩手の1試合平均得点は、ランダル加入前の8試合では69.5得点であったが、加入後18試合の平均では81.4まで増加[11]、最終的に79.6得点に達した。 2014-15シーズンも岩手に所属。11月、平均24.1得点と活躍し、チームを10戦全勝、リーグ新記録である16連勝に導き、月間MVPを受賞した[4]。また、1月、群馬でのオールスターゲームにブースター投票で選出されると、ゲームハイの24得点を挙げ、MIPを獲得[3]。シーズンを通して、リーグ得点ランキング4位となる1試合平均19.7得点の記録し、ベスト5を受賞した[2]。 2015-16シーズンはbjリーグの島根スサノオマジックに移籍[12]。平均23.7得点を記録し、リーグ得点ランキング5位に入った。 シーズン終了後はどのチームとも契約しない状態が続いたが、2017年1月、Bリーグのサイバーダイン茨城ロボッツと選手契約を結んだ[1]。この2016-17シーズン、ランダルは31試合に出場し、1試合平均21.0得点の記録した。 2017-18シーズン開幕後の2017年11月28日、B2の群馬クレインサンダーズと契約する[13]。38試合に出場し平均14.9得点だった。 2018‐19シーズン途中の10月31日、再び茨城ロボッツと契約。当初は1ヶ月間の短期契約の予定だったが、12月1日にフルシーズン契約に切り替える形で再度契約した。このシーズンは45試合に出場し平均21.9得点を記録した。 2020年2月27日、香川ファイブアローズとの契約締結が発表された。背番号0。新型コロナウイルスの影響によりリーグ戦が中断されたのち、無観客で開催された3月14日・15日の愛媛戦でシーズン初出場。しかしその後リーグ戦の打ち切りが決定し、今シーズンの香川での試合出場は2試合だけに終わった。 2020-21シーズンは9月に大阪エヴェッサと契約(コロナ禍における短期契約)。10月に山形ワイヴァンズに移籍。54試合に出場し、1試合平均23.7得点でB2得点王となった。 2021-22シーズンは豊通ファイティングイーグルス名古屋に入団。B2優勝とB1昇格を達成。 2023-24シーズンは香川ファイブアローズと契約。2024年5月7日に自由交渉リストに公示された[14]。 2024年11月7日にライジングゼファーフクオカと契約を結んだ[15]。 成績
脚注
外部リンク
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