ジョージ・ロムニー による肖像画、1784年。
第3代ファルマス子爵 ジョージ・エヴリン・ボスコーエン (George Evelyn Boscawen, 3rd Viscount Falmouth PC 、1758年 5月6日 – 1808年 2月11日 )は、イギリス の貴族、政治家。北トレント巡回裁判官 (英語版 ) 、恩給紳士隊隊長 を務めた[ 1] 。
生涯
エドワード・ボスコーエン閣下 と妻フランシス (英語版 ) (ウィリアム・エヴリン・グランヴィルの娘)の三男として、1758年5月6日に海軍本部 で生まれた[ 1] 。1761年1月10日、3歳にも満たないときに父を失った[ 1] 。さらに1769年4月21日に次兄を、1774年7月17日に長兄を失った[ 1] 。
1774年5月16日、エンサイン (英語版 ) (歩兵少尉)としての辞令を購入して、第4歩兵連隊 (英語版 ) に配属された[ 2] 。1776年1月30日、第63歩兵連隊 (英語版 ) の中尉に昇進した[ 3] 。1777年11月4日、第5竜騎兵連隊 (英語版 ) の大尉に昇進した[ 4] 。1782年12月31日に軍務から引退した[ 5] 。1794年5月30日、コーンウォール・フェンシブル騎兵隊の指揮官に任命された[ 6] 。
1782年2月4日に伯父にあたる第2代ファルマス子爵ヒュー・ボスコーエン が死去すると、ファルマス子爵 位を継承した[ 1] 。
政治では小ピット を支持し[ 1] 、1789年8月29日に北トレント巡回裁判官 (英語版 ) に任命された[ 7] 。1790年3月3日に枢密顧問官 [ 8] 、5日に恩給紳士隊隊長 に任命された[ 9] 。1790年10月までに北トレント巡回裁判官を退任[ 10] 、1806年2月12日までに恩給紳士隊隊長を退任した[ 9] 。
1808年2月11日にバース で死去、息子エドワード が爵位を継承した[ 1] 。
家族
1784年6月29日、エリザベス・アン・クルー(Elizabeth Anne Crewe 、1764年10月2日 – 1793年8月10日、ジョン・クルーの娘)と結婚[ 1] 、2男3女をもうけた。
出典
^ a b c d e f g h i Cokayne, George Edward ; Gibbs, Vicary ; Doubleday, H. Arthur, eds. (1926). The Complete Peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (Eardley of Spalding to Goojerat) (英語). Vol. 5 (2nd ed.). London: The St. Catherine Press. pp. 247–248.
^ "No. 11457" . The London Gazette (英語). 14 May 1774. p. 1.
^ "No. 11635" . The London Gazette (英語). 27 January 1776. p. 2.
^ "No. 11828" . The London Gazette (英語). 2 December 1777. p. 4.
^ "No. 12408" . The London Gazette (英語). 21 January 1783. p. 1.
^ "No. 13665" . The London Gazette (英語). 27 May 1794. p. 498.
^ "No. 13126" . The London Gazette (英語). 25 August 1789. p. 569.
^ "No. 13180" . The London Gazette (英語). 2 March 1790. p. 137.
^ a b Bucholz, Robert Orland, ed. (2006). "Index of officers: F" . Office-Holders in Modern Britain (英語). Vol. 11. London: University of London. pp. 976–1013. British History Onlineより。
^ "No. 13245" . The London Gazette (英語). 12 October 1790. p. 622.
^ a b c Lodge, Edmund , ed. (1872). The Peerage of the British Empire as at Present Existing (英語) (41st ed.). London: Hurst and Blackett. p. 230.
^ a b c Burke, Sir Bernard ; Burke, Ashworth Peter, eds. (1934). A Genealogical and Heraldic History of the Peerage and Baronetage, The Privy Council, and Knightage (英語). Vol. 1 (92nd ed.). London: Burke's Peerage, Ltd. pp. 942–943.
外部リンク