ジャン=フィリップ・マテタ
ジャン=フィリップ・マテタ(Jean-Philippe Mateta, 1997年6月28日 - )は、フランス・スヴラン出身のサッカー選手。クリスタル・パレスFC所属。ポジションはFW(センターフォワード)。 経歴LBシャトールーのユース出身で、2015-16シーズンにフランス全国選手権で22試合11ゴールを記録。2016年9月16日、アレクサンドル・ラカゼットやナビル・フェキルが負傷離脱していたオリンピック・リヨンと5年契約を締結する[1]。移籍金は200万ユーロで、300万ユーロのボーナスが付帯し、将来の移籍時には移籍金の20%がシャトールーに支払われる[2]。同年9月21日のモンペリエHSC戦で76分にマクスウェル・コルネとの交代でリーグ・アンデビューを果たす[3]。2017年4月23日のASモナコ戦で初スタメンとなるが、リヨンでの出場はこの2試合に止まった。 2017-18シーズンは、リーグ・ドゥのル・アーヴルACへローンとなる[4]。公式戦合計38試合に出場し20得点を挙げた。 2018年6月28日、1.FSVマインツ05と4年契約を結んで移籍した[5]。クラブ史上最高額の移籍金800万ユーロ、ボーナス最大1000万ユーロが契約に盛り込まれ、ニューカッスル・ユナイテッドFCへ移籍した武藤嘉紀の後釜を務める[6]。2019年4月5日のSCフライブルク戦で、自身初となるハットトリックを記録し5-0での勝利に貢献する[7]。かつてマインツで活躍したアリスティド・バンセやサライ・アーダームらと比較されるようになり[8]、2年半で公式戦合計71試合に出場し27得点を記録した。 2021年1月21日、プレミアリーグのクリスタル・パレスFCへ期限付き移籍となる。クリスティアン・ベンテケ、ジョルダン・アイェウ、ミシー・バチュアイらが在籍するも、得点力不足に悩むロイ・ホジソン率いるクラブと買い取り義務付きで1年半の契約を締結[9]。ローン費用として250万ポンド、成績次第で1300万ポンドがマインツへ支払われる[10]。 2022年1月31日、クリスタル・パレスFCへ完全移籍し、4年半契約を結んだ[11]。この前後からパトリック・ヴィエラによってセンターフォワードのファーストチョイスとなった。4月4日のアーセナルFC戦では先制点を奪い勝利に貢献した。 人物コンゴ人の父とフランス人の母をもつ[12]、セーヌ=サン=ドニ県のスヴランに7人兄弟の末子として生まれる[13]。父はコンゴやリエージュでプロサッカー選手としてプレーしたが、故障のため24歳で現役を引退した[14]。 脚注
外部リンク
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