ジム・クラス・ヒーローズ
ジム・クラス・ヒーローズ (Gym Class Heroes) とは、アメリカ合衆国ニューヨーク州ジェニーヴァにて結成されたラップ・ロックバンドである。伝説のプログレッシブ・ロックバンド、"スーパートランプ"の1979年発表のヒット曲「Breakfast in America」をサンプリングした、「キューピットのいたずら(Cupid's Chokehold)」の世界的大ヒットにより一躍トップバンドへと躍り出た。ロックとR&BやHIPHOPを独自のセンスで混ぜ合わせた、ブラックミュージック色の強い楽曲が特徴的。 ちなみに、彼らの一番のヒット作は2006年に発表した2ndアルバム「As Cruel as School Children」で、アメリカではゴールドディスクに認定されている。前述の「キューピットのいたずら」も同アルバムに収録されている。 メンバー現メンバー
旧メンバー
略歴1997年、当時、高校での体育の時間で友達同士だった、トラヴィー・マッコイとマット・マッギンリーを中心に結成された。 1999年から2000年にかけ年一枚のペースで自主制作によるEPをリリース、2001年にフルアルバム『...For the kids』を同じく自主制作によりリリースする。 2003年、2004年と連続で、Warped Tourに出場する。しかしその後、ギタリストだったミロ・ボナッチがバンドから脱退した為、新メンバーにディサーシを迎え入れる。 2005年1月22日、デビューアルバム『The Papercut Chronicles』をリリース。しかし、その後ベーシストのライアンがバンドから脱退した為、友人のエリックを新メンバーに迎え入れる。 2006年7月25日、2ndアルバム『As Cruel as School Children』をリリースし、アルバムチャートにて最高35位を記録。そしてこのアルバムからのシングル"Cupid's Chokehold"がヒットすると、その後もロングセールスを記録し、同アルバムはゴールドディスクに認定された。このアルバムより、主にライブパフォーマンス時のハイプマンとして、マーク・デジーザスがサポートメンバーに加入。以降、マークは2012年に一時活動が休止されるまで、国内外のライブのほかメディア出演時や、時により表彰の場にも帯同するなど準メンバーとして活動した。 2007年には、"Shoot Down the Stars"や、ケイティ・ペリーが出演した"Cupid's Chokehold"といったリリース楽曲のミュージック・ビデオが評価され、MTV Video Music Awardsにて最優秀新人賞を受賞した。 2008年9月9日、3rdアルバム『The Quilt』をリリースし、アルバムチャートにて、初週に32000枚を売り上げ、初登場14位を記録した。 2008年以降、トラヴィーはじめメンバーが他アーティストの楽曲にフィーチャリングされるなど個人での活動も増え始める。2010年にはトラヴィーがソロ活動に専念し、この年バンドとしては活動休止期間となった。 トラヴィーは6月8日に初のソロアルバム『Lazarus』をリリース。ブルーノ・マーズをフィーチャリングした先行シングル「Billionaire」の大ヒットも重なり、結果的に初週に15000枚を売り上げ、全米アルバムチャートで初登場25位を記録し、ソロシンガーとしても成功を収めた。 2011年11月15日、4thアルバム『The Papercut Chronicles II』がリリースされた。全米アルバムチャートで初週に12000枚を売り上げ、初登場54位を記録した。アルバムからの1stシングル、アダム・レヴィーンをフィーチャリングした「"Stereo Hearts"」は大ヒットし、2012年のMuchMusic Video Awardsにて2部門にノミネートされた。その後も同アルバムからは「"Ass Back Home"」、「"The Fighter"」とヒットシングルが生まれ、それらはティーン・チョイス・アワード、MTV Video Music Awardsにノミネートされた。 アルバム発売後、プロモーション活動及びライブを一通り終えた後、バンドは再び休眠期間へと入った。トラヴィーはソロ活動の再開、他メンバーもスタジオミュージシャンやソロ、別バンドの活動や他ミュージシャンの楽曲への参加[3]といった個々の活動が長らく続けられたが、2017年にバンドのYouTubeアカウントが開設され、また翌2018年開催のミュージックフェス「Sail Across The Sun」への出演が発表された[4]。このフェスへの参加を皮切りに、同2018年7月より311、オフスプリングとの合同ツアーに参加し本格的に活動を再開した。ただし、この活動再開にエリックは参加せず、3人での活動が行なわれ、ライブ時にはサポートベーシストとしてラルフィー・バレンシアが参加している。 アワード彼等がこれまでに、受賞・ノミネートされたアワード、部門は以下の通り。
ディスコグラフィーアルバム
シングル
その他の作品
外部リンク出典脚注
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