ジェイムズ・ロメンゾ
ジェイムズ・ロメンゾ(James LoMenzo、1959年1月13日 - )は、アメリカ合衆国出身のベーシスト。 アメリカのヘヴィメタル/ハードロック・バンドであるホワイト・ライオン、メガデス、ブラック・レーベル・ソサイアティなどを渡り歩いている。 概要10代後半頃から、地元ブルックリンで「Empty Sky」というジャズとロックを融合したバンドでボーカル兼ベースを担当、地元では有名なバンドであった。また「Crockwork」というハードロック・バンドで1980年から1983年まで活動し、その後、ロンディネリを経て、ホワイト・ライオンへ加入した。 ホワイト・ライオンを脱退した後は、ホワイト・ライオンで一緒にプレイしたドラムのグレッグ・ダンジェロと共に、元キッスのエース・フレーリーのバンドに加入したり、ザック・ワイルドが結成したプライド・アンド・グローリーに加入した。またオジー・オズボーンの7作目のスタジオ・アルバム『オズモシス』のレコーディングにも参加したが、ジェイムズのベースの録音が使われることはなく、その後、別のベーシスト(ギーザー・バトラー)で録音し直されリリースされていた。 1995年に、ガンズ・アンド・ローゼスのスラッシュのソロ・プロジェクト「スラッシュズ・スネイクピット」のツアー・メンバーとして参加し、1990年代後半から2000年代前半まではデイヴィッド・リー・ロスのバンドのツアー・メンバーとして活動した。また、2004年にザック・ワイルド率いるブラック・レーベル・ソサイアティに加入し、2005年10月ごろまで活動した。 2006年にはメガデスに加入し、アルバム『ユナイテッド・アボミネイションズ』と『エンドゲーム』に参加したが、2010年にオリジナル・メンバーのデイヴィッド・エレフソンの復帰に伴い脱退した。 その後、元ドッケンのギタリストのジョージ・リンチ率いるリンチ・モブに加入したほか、元ジューダス・プリーストのボーカルであったティム・オーウェンズ、セパルトゥラのギタリストのアンドレア・キッサー、元スレイヤーのドラム担当ポール・ボスタフなどと共に「HAIL!」というハードロック/ヘヴィメタルのトリビュートバンドでも活動した。 2021年5月、デイヴィッド・エレフソンがメガデスから解雇された。ジェイムズ・ロメンゾは後任のサポート・メンバーとして11年ぶりにバンドへ復帰し[1]、翌2022年から正規メンバーとなっている[2]。 その他ミュージシャンだけなくグラフィック・アーティストとしても活動しており、ギルビー・クラークのソロ・アルバムにも手がけ、また元ホワイト・ライオンのボーカリストであるマイク・トランプのソロ・アルバムにも、ジェイムズが撮影した写真の作品が使われている。 2012年にはアメリカで放送されたリアリティ番組『The Amazing Race:Season 21』に出演した。 ディスコグラフィロンディネリ
ホワイト・ライオン
プライド・アンド・グローリー
ブラック・レーベル・ソサイアティ
メガデス
参加アルバム
脚注
外部リンク |
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