ジェイク・ブレンツ
ジェイコブ・スティーブン・ブレンツ(Jacob Steven Brentz, 1994年9月14日 - )は、アメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス郡ボールウィン出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。MLBのカンザスシティ・ロイヤルズ所属。 経歴プロ入りとブルージェイズ傘下時代2013年のMLBドラフト11巡目(全体325位)でトロント・ブルージェイズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ブルージェイズでプロデビュー。9試合に登板して防御率10.57、8奪三振を記録した。 2014年もルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ブルージェイズでプレーし、12試合(先発6試合)に登板して1勝3敗2セーブ、防御率4.08、34奪三振を記録した。 2015年はアパラチアンリーグのルーキー級ブルーフィールド・ブルージェイズでプレーした。 マリナーズ傘下時代2015年7月31日にマーク・ロウとのトレードで、ロブ・ラスムッセン、ニック・ウェルズと共にシアトル・マリナーズへ移籍した[1]。移籍後は傘下のA-級エバレット・アクアソックスでプレーし、移籍前を含めた2球団合計では11試合(先発10試合)に登板して1勝2敗1セーブ、防御率4.00、30奪三振を記録した。 2016年はA-級エバレット、A級クリントン・ランバーキングス、AAA級タコマ・レイニアーズでプレーし、3球団合計で20試合(先発7試合)に登板して4勝2敗、防御率5.32、50奪三振を記録した。 パイレーツ傘下時代2016年9月1日、8月6日に成立したアルキメデス・カミネーロとのトレードでの後日発表選手としてペドロ・バスケスと共にピッツバーグ・パイレーツへ移籍した[2]。この年移籍後の公式戦登板は無かった。 2017年は傘下のA+級ブレイデントン・マローダーズとAA級アルトゥーナ・カーブでプレーし、2球団合計で33試合に登板して1勝3敗2セーブ、防御率4.50、49奪三振を記録した。 2018年もA+級ブレイデントンとAA級アルトゥーナでプレーし、2球団合計で31試合に登板して0勝1敗、防御率9.92、45奪三振を記録した。 2019年はAA級アルトゥーナとAAA級インディアナポリス・インディアンスでプレーしていたが、8月16日に自由契約となった[3]。 ロイヤルズ時代2019年8月20日にカンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約を結んだ[3]。加入後は傘下のAA級ノースウエストアーカンソー・ナチュラルズでプレーし、移籍前を含めた3球団合計では41試合に登板して1勝1敗8セーブ、防御率4.27、59奪三振を記録した。 2020年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、公式戦の登板は無かった。 2021年はシーズン開幕日の4月1日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りすると[4]、3日のテキサス・レンジャーズ戦でメジャーデビューを果たした[5]。その後もリリーフ陣の一角としてチームを支え、72試合に登板して5勝2敗2セーブ16ホールド、防御率3.66を記録した。 2022年は開幕から8試合に登板したが、左肘の故障を押して登板を続けたこともあり、0勝3敗、防御率23.63という惨憺たる成績となった[6]。6月12日に60日間の負傷者リストに入り、7月下旬にトミー・ジョン手術を受けシーズン終了となった[7]。 2023年3月にロイヤルズと2023年が85万ドル、24年が105万ドルの条件で2年契約を結んだ[6]。この年は前年の手術からのリハビリにシーズンの大半を費やし、8月に傘下ルーキー級ACLロイヤルズで実戦復帰。マイナーで3試合に登板したが、新たに左広背筋に肉離れを発症したため、そのままシーズン終了となった[8]。 投球スタイル
最速100.2mph(約161.3km/h)のフォーシームが投球の6割近くを占める。変化球は、スライダーとチェンジアップを投げる。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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