シャーロットタウン (フリゲート・2代)
シャーロットタウン(HMCS Charlottetown, FFH 339)は、カナダ海軍のフリゲート。カナダ哨戒フリゲート計画により建造されたハリファックス級フリゲートの10番艦で、1995年に就役した。 概要→「ハリファックス級フリゲート」も参照
カナダ海軍の大西洋海上軍(MARLANT)に配備されており、ハリファックス基地を母港とする。 カナダ海軍の同名の艦艇としては、第二次世界大戦中に就役したフラワー級コルベットのシャーロットタウン(HMCS Charlottetown, K244)[1]、リバー級フリゲートのシャーロットタウン(HMCS Charlottetown, K244)[2]に続いて3隻目である。 艦歴ニューブランズウィック州セントジョンのセントジョン造船所で1993年12月18日に起工され、1994年10月1日に進水、その後、1995年9月9日に就役した。 2011年3月2日、2011年リビア内戦に対して北大西洋条約機構(NATO)が主導するユニファイド・プロテクター作戦に参加するため、ハリファックス基地を出港、エンタープライズ空母打撃群に加わり、カナダ国民の救援と人道支援を目的として活動した[3]。3月18日、カナダ政府は作戦の拡大を発表、モバイル作戦として、国際連合安全保障理事会決議1973に基づいて、リビアの民間人を保護するため、6機のCF-18戦闘機および2機のCC-177輸送機が投入された[4]。 5月12日、ミスラタへの攻撃に関与した数隻の小型ボートと交戦した[5]。5月30日、リビア沖をパトロール中、本艦に対してBM-21ロケット弾が発射されたが、損害はなかった[6]。7月、同型艦のバンクーバー(HMCS Vancouver, FFH-331)と交代してハリファックスに帰投した。 2012年1月8日、バンクーバーと交代してNATOの反テロ作戦であるアクティブ・エンデバー作戦に参加するため、ハリファックス基地を出港、地中海に戻った[7]。 2012年4月23日、第150合同任務部隊に加わってテロ対策作戦に参加するため、スエズ運河を通過してアラビア海に展開[8]、9月11日、ハリファックスに帰投した。アラビア海への展開中、艦上から運用していたスキャンイーグルがエンジン故障により失われた。同時期にイランでスキャンイーグルが発見されたが、カナダ海軍は、本艦で運用していた機体であることを否定した[9]。 2013年4月から2014年4月にかけて、HCM/FELEX(Halifax Class modernisation programme / frigate life extension)計画に基づいた中間寿命改修および近代化を行った。 2016年6月27日、NATOのReassurance作戦に参加するため、ハリファックスを出港して地中海に展開した[10]。 脚注
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