シティライナー (北陸鉄道)シティライナーは北陸鉄道及び北鉄金沢バス(北鉄バス)が運行する、金沢都心軸(野町駅 - 香林坊 - 金沢駅 - 石川県庁)を走行するバスの総称である[1]。 概要金沢市では、片町・香林坊から武蔵ヶ辻、金沢駅、金沢港に至る都心軸[2]への新しい交通システムの導入を目指していたが、国道157号の車線減少など数々の課題があることから、2002年に「当面はバスシステムの利用改善を図りながら、段階的にハード・ソフト両面の環境整備を着実に進めることが必要である」とされた[3]。 このような状況の中で、2003年に石川県庁が金沢市広坂から鞍月へ移転したのに合わせて、市内各所からの利便性を向上させるために1月6日に運行を開始した。既存の中央病院線と畝田住宅線、戸水線の経路および起終点を変更し、香林坊・金沢駅を経由し新県庁へ運行する、以下の系統が設定された[1]。
千代野、光が丘、平和町など近郊各地からの香林坊・金沢駅経由県庁前行きも「01」を表示した。
県庁前・工業試験場・戸水始発で近郊各地方面行きは「19 大桑本町」などその行先に準じた行先表示を行った。 これらのうち、02番は75番(中央病院 - 上諸江 - 金沢駅西口 - 香林坊 - 兼六園下)の、03番は65番(畝田住宅 - 藤江 - 中橋 - 香林坊 - 兼六園下)の、05番は72番(戸水 - 鞍月 - 南新保 - 双葉住宅 - 西念町 - 勤労者プラザ - 金沢駅西口 - 香林坊 - 大桑住宅)の一部を振り替えて設定された。 開業当初は両方向ともに金沢駅東口・金沢駅東通り・金沢駅西口を経由していた。 2003年3月10日には朝の近郊各地からの県庁前方向について、金沢駅東口を通らず六枚町経由で金沢駅西口のみ停車するようにして、県庁前行きは06番、中央病院行きは07番に変更した。 2004年4月25日には笠舞駅西線について、シティライナー便化以前のように六枚町経由に戻された。 2006年春より、県庁前方向の全便について金沢駅東口を通らず六枚町経由で金沢駅西口のみ停車するように変更された。 2010年4月のダイヤ改正では香林坊方向も金沢駅東口停車を廃止し、上下ともに同一ルートに統一された。 運行当初は「CITY LINER」と表記された専用塗色の日野・レインボー長尺ノンステップバスが用意されていたが、2011年現在では抹消され、他路線と共用の車両で運行されている。 運行系統2022年7月16日現在[4]。
県庁前・中央病院・金沢港クルーズターミナル・工業試験場・戸水始発で近郊各地方面行きは「19 大桑本町」などその行先に準じた行先表示を行う。 モーニングダイレクト以下の路線では、県庁前へ直通するモーニングダイレクト便が運行されている。このうち、花里線・額住宅線・鈴見線の便は、県庁移転前から中央病院へのモーニングダイレクト便として運行されていたものである。先述のように、香林坊・金沢駅西口経由の便は06。07番の路線番号が与えられている。
以下の路線は香林坊を経由しないため、路線番号は付与されていない。 出典 |
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