シェーン・グリーン
シェーン・グリーン(Shane Greene, 1988年11月17日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州レイク郡クレアモント出身のプロ野球選手(投手)。。右投右打。フリーエージェント(FA)。愛称はグリーニー(Greeny)、シェーナー(Shaner)[1]。 経歴プロ入りとヤンキース時代2009年のMLBドラフト15巡目(全体465位)でニューヨーク・ヤンキースから指名され、6月16日に契約。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ヤンキースでプロデビュー。13試合に登板して1勝2敗、防御率5.87、20奪三振を記録した。 2010年はまずA-級スタテンアイランド・ヤンキースでプレーし、10試合に先発登板して2勝6敗、防御率4.59、44奪三振を記録した。8月にA級チャールストン・リバードッグスへ昇格。4試合に先発登板して0勝2敗、防御率4.58、22奪三振を記録した。 2011年はA級チャールストンでプレーし、27試合に先発登板して5勝14敗、防御率4.37、128奪三振を記録した。 2012年はA+級タンパ・ヤンキースでプレーし、24試合(先発23試合)に登板して4勝7敗、防御率5.22、101奪三振を記録した。 2013年はA+級タンパでプレー後、6月にAA級トレントン・サンダーに昇格した。AA級トレントンでは14試合(先発13試合)に登板して8勝4敗、防御率3.18、68奪三振を記録した。オフの11月20日にヤンキースとメジャー契約を結び、40人枠入りを果たした[2]。 2014年3月21日にヤンキースの「Minor League Pitcher of the Year」にあたる、2013年度の「Kevin Lawn Award」を受賞した[3]。3月28日にAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースへ異動。開幕後の4月9日にメジャーへ昇格した[4]が、登板のないまま4月14日にAAA級スクラントン・ウィルクスバリへ降格した[5]。4月24日にメジャーへ再昇格し、同日のボストン・レッドソックス戦でメジャーデビュー。7回裏から登板したが、1死しか取れず、3安打3失点(自責点2)3四球で降板[6]。4月26日に再びAAA級スクラントン・ウィルクスバリへ降格した[7]。7月7日に再昇格し、同日のクリーブランド・インディアンス戦で先発起用され、6回を4安打2失点に抑え、メジャー初勝利を挙げた[8]。その後は先発陣が故障で次々と離脱したため、先発ローテーションに定着した。この年メジャーでは15試合(先発14試合)に登板して5勝4敗、防御率3.78、81奪三振を記録した。 タイガース時代![]() (2019年9月30日) 2014年12月5日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスを含んだ三角トレードでデトロイト・タイガースへ移籍した[9]。 2015年は先発ローテーションの一角として16試合に先発登板したほか、2試合でリリーフ登板もした。しかし、83.2イニングでホームランを12本許し、防御率6.88と打ち込まれてシーズンを終えた。 2016年はリリーフに転向し、50試合中先発で投げたのは3試合だけだった。防御率5.82、5勝4敗2セーブという成績に終わったが、WHIPは1.33まで改善され、FIPも自己ベストの3.13をマークした。 2017年はリリーフに固定されてチームトップの71試合に登板した。シーズン後半はクローザーも務め、4勝3敗9セーブ、防御率2.66を記録、リリーフ投手として大きく飛躍したシーズンとなった。 2018年は防御率こそ5点台であったが、32セーブを記録した。 ブレーブス時代2019年7月31日にジョーイ・ウェンツ、トラビス・デメリットとのトレードで、アトランタ・ブレーブスへ移籍した[10]。アローディス・ビスカイーノ、A.J.ミンター、ルーク・ジャクソンらが担っていたクローザーの役割を任せるために獲得された[11]。ただ移籍後はクローザーで投げていて苦しんだため、監督のブライアン・スニッカーは8月9日に役割から外し、代わりにマーク・マランソンを配置した[12][13]。 2020年はシーズン開幕を前に年俸調停があり、年俸は625万ドルに決まった[14][15]。オフの10月28日にFAとなった[16]。 2021年はシーズンが開幕してからも所属先が決まらなかったが、5月9日にブレーブスと単年150万ドルという条件で再契約した[17]。8月10日にDFAとなり、14日にFAとなった[18]。 ドジャース時代2021年8月20日にロサンゼルス・ドジャースとメジャー契約を結んだ[19]。9月22日にDFAとなり、26日にFAとなった。 2022年3月16日にドジャースとマイナー契約を結んだ[20]。シーズンでは開幕から傘下のAAA級オクラホマシティ・ドジャースでプレーし、5月15日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。同日のフィラデルフィア・フィリーズ戦では2回を無失点に抑えて勝利投手となったが、5月17日にDFA [21]、20日にマイナー契約でAAA級オクラホマシティへ配属され、22日にFAとなった[22]。 ヤンキース復帰2022年5月26日にヤンキースとマイナー契約を結び[23]、AAA級スクラントン・ウィルクスバリへ配属された。7月23日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[24]。だが同日のボルチモア・オリオールズ戦で1回を投げて、ラモン・ウリアスの本塁打で2失点を喫すると、翌24日にDFA[25]、27日にFAとなった。2日後の7月29日に再びヤンキースとマイナー契約を結んだ[22]。しかし、その後は故障にも泣かされ、オフの11月10日に再びFAとなった[22]。 カブス時代2023年はシカゴ・カブスのメジャーとマイナーの両方でプレーした。オフの11月3日にFAとなった[26]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
記録
背番号
脚注
関連項目外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia