コマン・ブラディミル
コマン・ブラディミル(ハンガリー語: Vladimir Koman[1], 1989年3月16日 - )は、ウクライナ・ウージュホロド出身でハンガリー国籍の元サッカー選手。現役時代のポジションはミッドフィールダー。 経歴クラブウクライナ・ソビエト社会主義共和国のウージュホロド生まれた[2]。サッカー選手であった父親のヴォロディームィルが1990年、ハンガリーのソンバトヘイ・ハラダーシュに移籍したことに伴い家族で引っ越し、そのまま同国に定住した[3]。 ラルコーUFCでサッカーを始め[2]、15歳の時にソンバトヘイ・ハラダーシュと契約を結び、リーグ戦デビューを果たした[3]。2005年、16歳の時にUCサンプドリアに移籍すると、2006年にトップチームに昇格した[2]。2007年4月7日のトリノFC戦でリーグデビューを果たし、この試合でエミリアーノ・ボナッツォーリのゴールをアシストした[2]。また、このシーズンにはトロフェオ・ジャチント・ファッケッティのタイトルを獲得した。2008-09シーズンはUSアヴェッリーノへレンタル移籍し、2009-10シーズンはセリエAに昇格したASバーリにレンタル移籍した。 2012年1月31日、ASモナコに4年半契約で移籍し[4]、2011-12シーズンには17試合に出場した[5]。 同年7月14日、ロシアのFCクラスノダールに3年契約で移籍をした[3][6]。2012-13シーズンには26試合に出場したが[5]、2013-14シーズンは出場機会を求めてFCウラル・スヴェルドロフスク・オブラストにローンで加入した[7]。 2015年2月3日、NB IのディオーシュジュールVTKに移籍した[8]。 代表ハンガリーU-19代表のキャプテンとしてUEFA U-19欧州選手権2008に出場。2009年にはFIFA U-20ワールドカップに出場し[2]、6試合で5ゴール3アシストをあげる活躍を見せ同国の4位入賞に貢献した[9][10]。 ハンガリー代表としてはエルウィン・クーマンの下で2010年に初招集され、同年5月29日にブダペストで行われたドイツ代表との国際親善試合でデビューした(試合は0-3でハンガリーの敗戦)[11][12]。クーマンの後任として監督に就任したエゲルヴァ―リ・シャーンドルの下でも引き続き招集を受け、同年から始まったUEFA EURO 2012予選では10試合に出場し、同年9月7日のモルドバ代表戦で代表初ゴールを挙げた[12]。 2012年から始まった2014 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選では9試合に出場し[12]、同年10月16日に行われたトルコ代表戦では同点ゴールをあげる活躍を見せたが(試合は3-1でハンガリーの勝利)[13]、2013年10月15日に行われたアンドラ代表戦の結果、本大会出場を逃した[14]。 個人記録代表での成績
代表での得点
獲得タイトルクラブ
代表個人
脚注
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