ケネディ郡 (テキサス州)
ケネディ郡(ケネディぐん、英: Kenedy County)は、アメリカ合衆国テキサス州の南部に位置する郡である。2010年国勢調査での人口は416人であり、2000年の414人から0.5%増加した[1]。人口では州内で少ない方から第3位、アメリカ合衆国国内でも第4位である。平方マイルで表した郡域の広さよりも人口の数値が小さいという特徴があり、そのような郡では合衆国の中で最も東、かつ最も南にある[2]。1999年時点では、人口の108倍の牛が居た[3]。郡庁所在地は国勢調査指定地域のサリタ(人口238人[4])であり[5]、同郡で人口最大の町でもある。ケネディ郡は1921年にヒダルゴ郡とウィラシー郡の一部を合わせて設立され、テキサス州では最も新しい郡になっている。郡名は初期開拓者で牧場主だったミフリン・ケネディに因んで名付けられた。 ケネディ郡はクレバーグ郡と共にキングスビル小都市圏を構成している。1999年にハリケーン・ブレットに襲われたが、人口が少なかったために、被害は最小だった。21世紀に入ってサリタ近くでペニャスカル風力発電所が建設され、少しでも人口を増やせることが期待されている。隣接郡にも跨るキング牧場が、郡領域の大半を占めている[6]。 地理アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は1,946平方マイル (5,040.1 km2)であり、このうち陸地1,457平方マイル (3,773.6 km2)、水域は489平方マイル (1,266.5 km2)で水域率は25.12%である[7]。総面積では州内第13位の郡であり[3]、陸地面積では第25位になっている。北のクレバーグ郡との郡境は大半がバフィン湾になっている。 主要高規格道路
隣接する郡
国立保護地域
人口動態
都市と町教育ケネディ郡大半の教育はケネディ郡広域共通教育学区が管轄しており、その中の学校はサリタ小学校(幼稚園生から6年生まで)のみである。教育学区が1つしかないテキサス州の9郡の中でサリタ小学校の児童数は最小である[3]。 郡内の小部分がリビエラ独立教育学区に入っている。 脚注
外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia