『グローブ・セッションズ』(原題:The Globe Sessions)は、アメリカ合衆国のシンガーソングライター、シェリル・クロウが1998年に発表した3作目のスタジオ・アルバム。
解説
「ミシシッピィ」はボブ・ディランが提供した楽曲。元々はディランのアルバム『タイム・アウト・オブ・マインド』(1997年)のアウトテイクだった曲で[12]、ディラン自身も、2001年発表のアルバム『ラヴ・アンド・セフト』に、改めて再演したヴァージョンを収録した。
本作はグラミー賞で最優秀ロック・アルバム賞と最優秀エンジニア賞を受賞し、シングル・ヒット曲「ネイバーフッド」は最優秀女性ロック・ボーカル・パフォーマンス賞を受賞した[13]。
日本盤は、最初はボーナス・トラック2曲を追加収録したフォーマットで発売されたが、2002年発売の再発CDでは、ガンズ・アンド・ローゼズのカヴァー「スウィート・チャイルド・オブ・マイン」も追加されて14曲入りとなった。この「スウィート・チャイルド・オブ・マイン」のカヴァーは、クロウとリック・ルービンの共同プロデュースで、1999年公開のアメリカ映画『ビッグ・ダディ』のサウンドトラックに提供されたものである[14]。
収録曲
特記なき楽曲はシェリル・クロウ作。
- マイ・フェイヴァリット・ミステイク - My Favorite Mistake (Sheryl Crow, Jeff Trott) - 4:06
- ネイバーフッド - There Goes the Neighborhood (S. Crow, J. Trott) - 5:02
- リヴァーワイド - Riverwide - 4:07
- イット・ドント・ハート - It Don't Hurt (S. Crow, J. Trott) - 4:49
- メイビー・ザッツ・サムシング - Maybe That's Something (S. Crow, J. Trott) - 4:18
- ゲッティング・スルー - Am I Getting Through (Part I & II) - 5:53
- エニシング・バット・ダウン - Anything But Down - 4:18
- ディフィカルト・カインド - The Difficult Kind - 6:19
- ミシシッピィ - Mississippi (Bob Dylan) - 4:41
- メンバーズ・オンリー - Members Only - 4:57
- クラッシュ・アンド・バーン - Crash and Burn - 6:41
日本盤ボーナス・トラック
- キャロライナ - Carolina - 3:56
- リサシテイション - Resuscitation (S. Crow, J. Trott) - 3:59
- スウィート・チャイルド・オブ・マイン - Sweet Child o' Mine (Axl Rose, Slash, Izzy Stradlin, Duff McKagan, Steven Adler) - 3:51
参加ミュージシャン
脚注
外部リンク
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スタジオ・アルバム | |
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ライブ・アルバム | |
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コンピレーション・アルバム | |
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主な楽曲 | |
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関連項目 | |
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