ギルガメッシュFIGHT
『ギルガメッシュFIGHT』(ギルガメッシュファイト)は、2022年12月25日(24日深夜)1時15分[注 1]から動画配信サービス「Paravi」で配信されている連続ドラマ[3]。主演は藤原季節[3]。 概要本作は、1991年10月5日から1998年3月28日までテレビ東京系列で放送された深夜の女性向け情報番組『ギルガメッシュないと』から着想を得た、番組制作陣視点のフィクションドラマ[3]。 本家『ギルガメッシュないと』にレギュラー出演していたイジリー岡田が宣伝大使に就任し、「宣伝大使・ギルガメファイター」として、様々な活動を行ったほか、ドラマ本編内にもカメオ出演を果たしている[3]。 本作品のプロデューサーを務めたテレビ東京の工藤里紗は、『「令和版ギルガメッシュないと」みたいなかたちで番組を復活させるやり方は当時とは時代も違いますし、企画がパワーダウンしてしまうことは避けられません。地上波ではなくParaviでの配信になるとはいえ、勘違いしてはいけないなと。「配信=攻められる」みたいなイメージってあると思うんですけど、そこを履き違えて「攻める=肌の露出を増やす」とか、ただ単に過激にするみたいな方向性にはしたくなかったんです。』と語っている[4]。 オンラインで開催された記者会見には『ギルガメッシュないと』にレギュラー出演していたイジリーに加え、MCを担当していた岩本恭生、細川ふみえも登場した[5]。 あらすじまだバブル景気の余韻残る1991年10月。テレビマンというだけでモテる時代に、テレビ東洋ディレクター・加藤竜也は浮かれていた。一方で同局のプロデューサー・栗田淳一は、担当する情報番組『ギルガメッシュFIGHT』が低視聴率、予算オーバーに加えて打ち切りが迫り、他方から責められていた。 そのとき女子キックボクシングの番組が、ディレクター加藤の助言で視聴率上々だったことを知った栗田は、加藤の分析力に目を付け、番組スタッフにスカウトする。「わかってない」、「裸にすれば見るだろうって感覚、絶対モテない奴」と加藤は番組をバッサリ酷評。同時に改革案も提案し、セットをシンプルにし、明るいものに変更。予算がないことを逆手に取った撮って出しの疑似生放送による緊張感演出、いけないものを観ているのぞき見感覚の企画など方向性の改変を指示する。 しかし出演者には不安や不信感を覚えるものもいた。この一人が元来下ネタが嫌いで、「こんなのお笑いじゃない」と思っていた[6]芸人のサワリ―だった[7]。加藤は熱が高まらない演者を首にし、新たなスターを発掘する。夜のディスコで出会った西岡亜紀を演者に抜擢し、ニュース原稿を本気で読み、最後にパンティーを見せる「GNNヒップライン」を開始。スタッフの本気度を感じたサワリ―は、どうせクビになるならと、徐々にタガを外していった[8]。それぞれが覚悟をかける中、徐々に視聴率も上がっていったが、上から迫られたのは視聴率が1%下がれば打ち切りという提示だった。そして挽回を示す大事な時期に、何と五輪開会式の放送と丸被りすることとなってしまう[6]。
キャスト主要人物
ギルガメッシュFIGHT制作陣
出演者
その他ゲスト
スタッフ
配信日程
連動企画『ギルガメ同窓会』(ギルガメどうそうかい)と題し、本作のモチーフとなった深夜番組『ギルガメッシュないと』に出演していたメンバーが出演するトーク番組が2023年1月21日12時より、動画配信サービス「Paravi」で配信された[21]。「名物スタッフ」や「印象に残っている回」など様々なテーマについてトークを繰り広げる。 出演者脚注注釈
出典
外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia